自動売買ツール

iサイクル2取引 手数料を他社と比較して判明した実コスト

iサイクル2取引は外為オンラインが提供する自動売買ツールです。

現在90日間の取引手数料無料キャンペーンを行っているiサイクル2取引ですが、90日たった後、手数料はいくらかかってくるのか?

他のFX業者が提供する自動売買ツールでも似たようなキャンペーンを行っており、どれを使えばいいか悩んでいる方も多いかと思います。

そこで本記事では、iサイクル2取引の手数料にフォーカスを当てていきます。

またiサイクル2取引の手数料が他社よりも高いかを見るために、競合4社が提供する自動売買ツールの取引手数料・スプレッドを比較しました。

その結果、手数料がお得な自動売買ツールが判明、更にはiサイクル2取引が持つ隠れた魅力についても紹介していきます。

iサイクル2取引の手数料が割高?かかる費用を他社ツールと比較

iサイクル2取引でかかる費用を他社の自動売買ツールと比較します。

費用は1000通貨の取引ごとに発生する取引手数料とスプレッドの両方で比べました。

iサイクル2取引と他社サービスの手数料比較

上記5社で比較した結果、iサイクル2取引が最も費用がかかることが分かりました。

取引手数料が発生している点、スプレッドの幅が広めに設定されている点が割高の原因です。

他社で手数料がかかる場合、スプレッドが狭く抑えられているようですが、iサイクル2取引では他社ほど狭くはなっていません。

iサイクル2取引ではどうしてこれほど費用がかかってしまうのか、その理由を深堀りしました。

iサイクル2取引でかかる手数料が高い理由

iサイクル2取引の費用が高い理由、それは以下の2つの魅力があるからと考えられます。

  • 相場の自動追従機能がついている
  • 運用設定が簡単である
  • iサイクル2取引を利用することで得られる利点を確認しておきましょう。

    相場の自動追従機能がついている

    iサイクル2取引では最初に価格の想定幅を予想し、その間の値動きで注文と決済を繰り返します。

    もしも想定幅の予想が外れたとしてもiサイクル2取引では相場を自動で追ってくれる機能が備わっています。

    iサイクル2取引の相場自動追尾機能1
    引用元:外為オンライン

    この機能により想定幅がキープされれば相場が予想からずれたとしても、取引を継続します。

    iサイクル2取引が相場を追従できるのは、想定幅を価格帯の幅ではなく値動きの幅で予想するからです。

    米ドル/円を買いで運用するとしましょう。

    仮に想定幅を100円~110円と具体的な価格で設定します。

    この価格の間で変動する分には問題ありませんが、もしも110円を上回ってしまうと想定幅を超えてしまい、せっかく利益が狙えるのに取引が行われません。

    一方でiサイクル2取引は想定幅を10円(1000pips)と値動きの幅で設定します。

    最初の予想した想定幅を超えて上昇した場合、想定幅を上へスライドさせます。

    iサイクル2取引の相場自動追尾機能②
    引用元:外為オンライン

    想定幅が上方に修正されることで取引が継続されます。

    価格帯の幅で設定してしまうと予想が固定してしまいますが、値動きの幅なら相場の動きに合わせて柔軟に対応できるというわけです。

    運用設定が簡単である

    iサイクル2取引では自動売買の運用設定を簡単に行うことができます。

    iサイクル2取引の設定の仕方は大きく分けて

  • ランキング方式
  • マトリクス方式
  • ボラティリティ方式
  • の3種類があります。

    この中で最も簡単なのがランキング方式

    外為オンラインが算出した、高い利益を出している注文内容を選ぶだけで自動売買をスタートできます。

    一から自分で設定する必要がないため初心者でもすぐに始められます。

    次にマトリクス方式では注文間隔、値動きの想定幅からリスク許容度に合わせて設定します。

    iサイクル2取引のマトリクス方式
    引用元:外為オンライン

    上記画像でいえば、青くなっているマスをクリックすることで設定が完了します。

    運用リスクから設定を考えたい方にとっておすすめの方式といえるでしょう。

    最後のボラティリティ方式では通貨ペア、ポジション方向(買い・売りどちらでポジションをとるか)、値動きの想定幅を設定して始めます。

    ある程度自分で設定できる上級者向けの方式です。

    iサイクル2取引に寄せられた評判・口コミ

    Twitterではiサイクル2取引を利用した人の評判が見られます。

    iサイクル2取引の口コミ1
    引用元:鈴木拓也|FXで資産運用の始め方を配信

    iサイクル2取引の口コミ2
    引用元:はなまる株@FX投資部

    口コミでは、1週間単位でも利益を出せている利用者が見られました。

    魅力の一つである設定の簡単さを挙げる声もあります。

    ただ、その一方で利益は出ると前置きしつつ、運用中に抱える含み損について指摘する声もあります。

    iサイクル2取引の口コミ3
    引用元:ROAMING CAT@債務残高∞

    iサイクル2取引の口コミ4
    引用元:ひろうま@FGO

    iサイクル2取引の仕組みの都合上、含み損が増えてしまうのは避けられません。

    含み損は悪というわけではありませんが、運用中に増えていく点が気になるという利用者もいるようです。

    iサイクル2取引のメリット

    相場追従機能や設定が簡単なこと以外にも、iサイクル2取引にはメリットがあります。

    そのメリットとは以下の3つ。

  • トレンドの転換に自動対応してくれる
  • 豊富な通貨ペア
  • 少額から取引可能
  • iサイクル2取引を利用するうえでの魅力を確認しておきましょう。

    トレンド転換に自動対応してくれる

    iサイクル2取引では自動でポジション方向を変更してくれる「トレンド」という機能があります。

    システムが自動で相場を見極め、トレンド転換時にポジション方向を切り替えます。

    iサイクル2取引のトレンド機能
    引用元:外為オンライン

    自動売買では買いと売りの両方で利益を狙う場合、それぞれ2つの設定で両建てするのが一般的。

    トレンド機能を使えば1つの運用設定で買いと売り両方の注文が可能となり、相場の動きに合わせた柔軟な運用が可能になります。

    通貨ペアが26種類と豊富

    iサイクル2取引では26種類の豊富な通貨ペアから投資先を選択できます。

    定番の米ドル/円やポンド/円はもちろんのこと、高スワップが期待できる南アフリカランド/円やトルコリラ/円など幅広く取りそろえています。

    また、ユーロ/米ドルや英ポンド/豪ドルといった外貨同士の通貨ペアが多いのもiサイクル2取引の魅力。

    日本円の影響を受けない通貨ペアで分散投資の幅が広がります。

    少額から取引可能

    iサイクル2取引の最低取引単位は1000通貨です。

    米ドル/円であれば、4000円ほどで取引が可能です。

    最初から大きな資金を投じなくても始められるため、まずはお試しとして少額から投資することができます。

    iサイクル2取引のデメリット

    メリットだけでなくデメリットも確認しておきましょう。

    iサイクル2取引では以下の3つがデメリットとして考えられます。

  • 含み損を抱えやすい
  • ポジションの損切りされるリスク
  • 長期投資が前提
  • 場合によっては損失を被ってしまうケースもあるため、そうならないためにも知っておきましょう。

    含み損を抱えやすい

    iサイクル2取引は含み損を抱えやすい自動売買ツールです。

    買いでの注文の場合、価格が下がっているときに勝って反転した時に決済して利益を狙います。

    そのため、ポジション保有中は常に含み損を抱えることになります。

    ポジションが増えるにつれ含み損も増していくのは、投資家心理的につらいもの。

    大きな含み損にも耐えられる精神力と余裕を持った証拠金が必要になるでしょう。

    ポジションが自動で損切りされるリスク

    iサイクル2取引では保有ポジションが自動的に損切りされてしまう可能性があります。

    例えば買い注文の場合だと、想定幅いっぱいまで価格が下がったとき

    想定幅ギリギリでのポジションを保有する際に、想定幅内で一番高いポジションを損切りします。

    iサイクル2取引で損切りされるパターン
    引用元:外為オンライン

    これにより想定幅は保たれた状態で下方にスライドし、相場を追従します。

    仮に価格が下がり続けた場合、この損切りが繰り返されることもあるため注意しておきましょう。

    長期投資が前提

    iサイクル2取引は長期間の運用で利益を狙う自動売買ツールです。

    新規注文と決済を何度も繰り返し、少しずつ利益を積み上げていきます。

    そのため、デイトレードのように短期で稼ぐことは難しいといえます。

    iサイクル2取引で運用する際は長い目で見るようにしましょう。

    iサイクル2取引の始め方

    iサイクル2取引を利用するには外為オンラインの口座開設が必要です。

    といっても、以下の3ステップで完了しiサイクル2取引を始めることができます。

    1. 公式サイトから申し込みする
    2. 口座情報、ログインIDを受け取る
    3. 運用設定を行い、自動売買を開始する

    順にみていきます。

    公式サイトから申し込みする

    まず外為オンラインの公式サイトから口座開設の申し込みを行いましょう。

    iサイクル2取引の申し込み画面
    引用元:外為オンライン

    氏名や住所などの基本事項を入力します。

    なお、必要事項入力の際にはコース選択も行います。

    iサイクル2取引のコース選択
    引用元:外為オンライン

    ロスカット値、取引したい最低単位を考慮して選びましょう。

    必要事項の入力後は、本人確認書類を提出します。

    書類が提出できれば手続きは完了します。

    審査が通るのを待ちましょう。

    口座情報、ログインIDを受け取る

    審査が通ると簡易書留にて口座情報が、メールにてログインIDが届きます。

    届いた情報をもとにサイトにログイン、取引口座に入金して準備は完了です。

    運用設定を行い、自動売買を開始する

    あとは公式サイトにてiサイクル2取引を選択して、運用設定を行います。

    運用設定はランキング方式、マトリクス方式、ボラティリティ方式の3つから好きな方法で行えます。

    簡単に済ませたい場合はランキング方式で設定しましょう。

    設定が終われば、自動売買を開始させることができます。

    iサイクル2取引のまとめ

    iサイクル2取引の取引手数料とスプレッドを合わせた費用は他社自動売買ツールと比べ、高めに設定されています。

    しかし、その高さの裏には2つの利点がありました。

  • 相場の自動追従機能がついている
  • 運用設定が簡単である
  • これらに魅力を感じれば、他社と比べて費用がかかるとしても有能な自動売買ツールといえるでしょう。

    基本情報

    名称 iサイクル2取引
    運営会社 外為オンライン
    公式サイト https://www.gaitameonline.com/icycle/

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