業界トップクラスの資産運用案件と謳われているFX自動売買システムのVIPTrade。
公式のYouTubeチャンネルでは毎日収支報告動画が配信されています。
収支報告ではおおむねプラスとなっていますが、実際にVIPTradeを利用して同じように稼ぐことはできるのか。
検証した結果、VIPTradeは稼げる可能性はありつつも、ドローダウンの高さが大きな懸念材料になることが判明しました。
場合によっては、証拠金不足による強制ロスカットが執行されることも。
利用者の評判・口コミも交えつつ、VIPTradeが稼げる自動売買システムであるのか見ていきます。
目次
VIPTradeの概要
VIPTradeの簡単な概要は以下の通り。
そもそもVIPTradeはMAM(Multi Account Manager)であり、トレードは全て自動売買システムが行います。
MAMとは自分のFX口座に運営トレーダーが注文指示を出して取引・運用する手法。
口座に入金した証拠金を用いて自動で取引してくれるシステムです。
VIPTradeは2021年10月現在で第1弾から第4弾までリリースされています。
1つのシステムがアップデートされているのではなく、4種類それぞれが別のMAMとなっています。
第3・4弾になると改良が重ねられ、比較的少ない証拠金でトレンド・レンジ相場を問わずに利益を狙うことが可能です。
また、運用方針がトレーダーの裁量トレードメインから、EA(FX自動売買ツール)メインになっています。
一口にVIPTradeといっても、4種類それぞれで特徴が異なる点は留意しておきましょう。
VIPTradeは稼げるのか検証
気になるのがVIPTradeを利用して稼げるのか。
結論からいえば、稼げる可能性はあるといえます。
実際にVIPTrade利用者の中には、利益を出している人が見受けられました。
引用元:児玉さん
引用元:マナ@FX
週利で1万円以上の利益が出せています。
利用者によっては3日間で2万円を超えている方も。
どれくらいの運用証拠金でこれだけの利益を出しているのかは不明ですが、VIPTradeを使って利益を出すことはできるようです。
ただ、さらに利用者の口コミを調べたところ、VIPTrade運用中のドローダウンの高さを指摘する声も挙がっていました。
引用元:児玉さん
引用元:フェルメール
ドローダウンは投じた証拠金がどれくらい下がったかを表す数値、高ければ高いほど、損失を被っていることになります。
VIPTradeのドローダウンは40~50%、証拠金の約半分がなくなる可能性があるということです。
あまりに含み損を多く抱えてしまうと、証拠金不足により強制ロスカットされる可能性があります。
現にVIPTradeの第3弾では2020年10年にリリースされてわずか4か月で、強制ロスカットされる結果となりました。
このロスカットの影響を受けて、資産を10分の1近くまで減らした利用者も見られます。
引用元:高卒公務員のFX日記(MAM)
こうした事例からVIPTradeはロスカットされるFX自動売買システムという印象を強く受けます。
VIPTradeを使えば自動で稼げるかもしれませんが、高ドローダウンによるロスカットリスクがあることは留意しておきましょう。
VIPTrade第3弾がロスカットした理由
VIPTradeの第3弾でロスカットが起こった理由、それは裁量を行うトレーダーがプレッシャーに負けたからと公式で説明されています。
第3弾はEAとトレーダーの裁量で運用していますが、トレーダーのメンタルが崩れたことでマイナス収支が大量発生。
結果証拠金不足に陥り、ロスカットとなっています。
トレーダーが運用するからといって必ず勝てるというわけではないようです。
トレーダーも一人の人間、時に判断を謝ることはあります。
ただ、利用者の運用代行で報酬を得ている以上、メンタルのぶれないトレーダーに運用してもらいたいものです。
ロスカットとなったVIPTrade第3弾ですが、現在ではリニューアルされて再リリースされています。
もともとのVIPTrade第3弾を利用していた方々への謝罪とともに、新第3弾の紹介動画が紹介元のRyota氏のYouTubeチャンネルで配信されています。
動画によれば、旧第3弾を利用して損失を出した方限定で、運用手数料を35%から17%に下げて提供するとのこと。
リリースから4か月という短期間でロスカットとなってしまったVIPTradeですが、その後の対応はなされているようです。
VIPTradeの利用方法
VIPTradeを以下の3つの手順を踏むことで利用することができます。
- VIPTradeの公式LINE登録
- 案内からTredeviewの口座開設
- 入金して運用開始
運用開始までの流れを順に解説します。
VIPTradeの公式LINE登録
まずは、VIPTradeの公式LINEに登録して案内をもらいます。
紹介元のRyota氏が運営するWEBメディア「Ryota Official Website」に掲載されているQRコードから公式LINEにアクセスし登録します。
登録したら、VIPTradeを利用したい旨を伝えて、案内メッセージをもらいます。
案内からTredeviewの口座開設
もらった案内をもとに進めていきます。
案内の中にあるリンクからTredeviewの口座解説作業を行います。
すでに所有している口座ではVIPTradeを利用できない恐れがあるため、必ずリンクから口座解説を行いましょう。
口座が開設できたら、再びVIPTrade公式LINEに戻り、口座開設完了の旨を伝えます。
利用者の名前と口座番号を伝えましょう。
入金して運用開始
運営側で口座とVIPTradeの紐づけが完了したら、入金して運用開始を待つだけです。
後は完全放置で運用を見守ります。
運用手数料は利益に合わせて自動的に引かれるため、改めて設定する必要はありません。
運用中の取引履歴はMT4アプリで確認できるため、取引が気になる場合は運用設定と合わせてMT4の設定も行っておきましょう。
VIPTradeのまとめ
VIPTradeを利用することで、利益を出せる可能性があります。
VIPTrade利用者の中には週利で1万円稼いでいる方も見られました。
ただ、VIPTradeは40~50%の高いドローダウンが確認されており、過去には強制ロスカットになったケースもあります。
利用する際にはロスカットのリスクを加味したうえで検討しましょう。
基本情報
名称 | VIPTrade |
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紹介者 | Ryota |
公式サイト | http://ryota-abe.com/ |