ぶせな氏は10年で1億の資産を築いたFXトレーダーです。
書籍の出版や国内FX業者とのタイアップも行っているため、FXトレーダーの中でも知名度の高い人物といえます。
そんなぶせな氏には賛否両論様々な評判が寄せられています。
ぶせな氏本人に対しては「尊敬している」との評判が見られており、あわせて出版している彼の書籍も好評な様子。
その一方、彼の手法は「エントリーチャンスが少ない」と批判的な口コミも挙がっています。
本記事ではTwitterからAmazonレビュー、5chに至るまでネットの隅々から彼にまつわる評判を集めました。
人気と批判が混在している億トレーダーの真実に迫ります。
目次
ぶせな氏は「尊敬できる」と評判
Twitterにてぶせな氏の評判を調べたところ、彼を尊敬しているというトレーダーの声が確認できました。
引用元:衣笠勇太
どうしてこのような口コミが出ているのか。
それはぶせな氏がどん底から這い上がって成功を掴んだトレーダーだからだといえます。
ぶせな氏は、2008年のリーマンショックで1,100万円もの大損失を被りました。
これにより全財産を失ったと当時を振り返ってぶせな氏は語っています。
退場してもおかしくない経験をしたぶせな氏ですが、この経験を糧にマーケット、テクニカルの分析を徹底。
それが功を奏して、2008年以降は毎年プラス収支を記録しています。
10年以上の長い期間で、高い実績を残し続けるぶせな氏の姿に尊敬の念を抱くのは自然といえるでしょう。
ぶせな氏を尊敬しているトレーダーは彼が出版している書籍にも注目しています。
次章では、ぶせな氏の書籍のレビューにフォーカスしていきます。
ぶせな氏の書籍の評判は上々
ぶせな氏が出している書籍「最強のFX 1分足スキャルピング」の評判には、書籍に対して好意的な声が集まっています。
書籍は、億稼いだぶせな氏のFXの勝ち方を知りたい、学びたい人に適した1冊であるようです。
実際の書籍のAmazonレビューとともに見ていきます。
スキャルピングの勉強になる
口コミによれば、本書はスキャルピングの勉強になるとのこと。
私自身今までスキャルピングの経験がなく、チャレンジして見たいと思いこの本を購入しました。
ロジック自体はとてもシンプルでわかりやすく書いてありました。
今までエンベロープを使ったことが無かったので少し戸惑いましたが、過去チャート検証しながら そのロジックの本質が見えてきたような気がしました。
上位時間足でのネックラインの分析とロウソク足の動きを使ったトレード手法と、臨機応変に対応する事を学びました。
方法論はもとよりその考え方も大変勉強になりました。
買って良かったと思いました。
スキャルピングを学ぶのにはとても勉強になる本だと思います。引用元:Yoshiaki
以前、とある通貨を長期保有して比較的大きな損害を出してから、なるべくその日のうちに決済するスキャルパーに転向しました。
ただ、スキャルピングだと損大利小となりやすいのでエントリーのタイミングやルールが立てづらく著者のルールは大変参考になります。
1分足だとなかなかエントリーのタイミングが出ませんが、5分足だと比較的エントリーしやすいので有効な手法だと思います。
スキャルピングを始める人にとっての入門書としては最適です。引用元:だいっち
億トレーダーになる中でスキャルピングトレードを極めたぶせな氏。
書籍では、彼が培ってきたスキャルピングの真髄を学べるようですね。
FXの基礎基本から学べる
本書の知識レベルはFXを始めたての初心者に合わせられています。
そのため、FXを1から学習する人も読みやすい1冊になっています。
初心者におすすめ!
基本画分かりやすく抑えてくれています。
チャートの使い方の基礎のため、FXでBOでつかえます。引用元:アポロ準一
本書ではスキャルピングに限らず、ルール設定やメンタルの持ち方などFXトレーダーとして知っておきたい事項も取り上げられています。
FXの全体的な知識を得る意味でも本書を読む価値はあるのかもしれませんね。
手法の設定値が具体的に記載されている
手法解説は具体的である点もこの書籍の特徴。
実際にぶせな氏が用いている設定の数値が記載されており、そのまま参考にしやすいようです。
FX経験1年の者です。
本の内容は初心者にも分かりやすいように解説されています。トレード手法も具体的かつ、ツールの設定方法まで親切に書かれているので参考になると思います。
著者も書かれていますが、この通りにやって必ず勝てるというような甘い物では無いので、相場状況に合わせてパラメーターやペアの選定が必須でしょう(当たり前ですが。。)引用元:ポチ夫
例えば、ぶせな氏はエンベローブという少し変わったテクニカル指標を用います。
エンベローブは移動平均線をただ上下にずらしただけのテクニカル指標で、チャートが移動平均線からどれくらい乖離しているかを見るのに使います。
書籍にはぶせな氏が実際に用いているエンベローブの具体的な設定値が記されています。
その他、エントリーや利確のポイントも明確になっているため、書籍を読んですぐに実践に移すことも可能です。
そんな億トレーダーのFX手法が再現しやすいように書かれているぶせな氏の書籍。
中には「読んで勝てるようになった」という口コミも見られました。
しかしながら、書籍を読んだFXトレーダー全員が勝てるようになるわけではないようです。
評判から分かるぶせな氏の手法の再現性
書籍にはぶせな氏のFX手法が具体的に掲載されているため、読んで理解すれば再現性のあるトレードができるかもしれません。
しかし、彼の手法で勝てる人は、長時間チャートに張り付くことが可能な人に限られます。
それは、ぶせな氏の手法はエントリータイミングが極端に少ないから。
数少ないトレードチャンスを逃さないためにも、チャートを監視することが必須となるようです。
このエントリータイミングが少ないということに気づいたトレーダーからの評判は今一つのようです
本の通りにしたらほぼエントリーできない割にはPCに張り付いていなければいけないという感じでした。
なのでもちろん実践はできていません。引用元:やかん
エンベロープを使った手法なのですが、まずエントリーする機会が少なすぎます。
これは、買って後悔しました。
スキャルピングがやりたいなら、別の本を買われた方が良いと思います。引用元:ミズハ
インジケーターのエンベロープを使った手法は面白いと思うが、設定の数値間違ってるんじゃないのかと思うくらいエントリーの機会が少ない。
本書の中で紹介されているグラフの状況になるのはかなり限られると思う。引用元:中山廣和
ぶせな氏のFX手法は、長時間チャートに張り付いてエントリーチャンスを虎視眈々と狙うスタイル。
そのため、エントリーできるタイミングは自ずと限られてきます。
いざ実践しようとすると、エントリーのチャンスが少ないと感じる人が多くいるようです。
では、なぜエントリータイミングが少ないのか。
実際のチャートの中で手法を再現しつつ見ていきます。
ぶせな氏の手法を検証
ぶせな氏のFX手法は、書籍のタイトルにもあるように1分足のスキャルピングトレード.
さらに補足するならば、トレンド相場の時に逆張りでエントリーします。
そのために用いるのが、EMA(指数平滑移動平均線)とエンベロープという2つのテクニカル指標。
EMAは、比較的メジャーなSMA(単純移動平均線)に比べてより直近の値動きに反応するという特徴があります。
EMAを用いることで、ぶせな氏は1分足という短い時間足でもトレンドの変わり目を捉えられるといいます。
もう一つのエンベロープは、移動平均線を上下にずらしただけのシンプルな指標。
チャートには、移動平均線から離れると元に戻ろうとする習性があります。
ぶせな氏は、移動平均線からチャートがどれくらい離れているかを観察するためにエンベローブを用いてます。
特にぶせな氏の手法の特徴はエンベローブにあるといえるでしょう。
実際ぶせな氏が設定していたエンベローブの設定値は以下の通り。
- 期間:20日
- 移動平均の種別:Exponential
- 適用価格:Close
- 偏差(パーセント):0.1、0.15、0.2、0.25、0.3、0.4
重要なのが偏差の数値。
ぶせな氏は0.1~0.4の間隔で計6本のエンベローブを用いていました。
それをチャートに表示させると以下の①~⑤のような空間ができます。
引用元:FX億トレーダーぶせなブログ
この空間にチャートが入った後、反発によって形成されるヒゲができたタイミングでエントリーします。
引用元:FX億トレーダーぶせなブログ
以上が、ぶせな氏の手法の全貌です。
これを実際のチャートで当てはめてみていきます。
以下は2022年2月24日~25日の米ドル/円1分足のチャート。
(※見やすいように偏差は0.1~0.2までを表示しています)
エンベローブの最低ライン0.1(赤いライン)に触れているのは10回しかありません。
)
引用元:TradingView
先にも述べましたが、ぶせな氏の手法はスキャルピング。
スキャルピングなのに1日10回しかエントリーできないというは確かに少ないといえます。
評判であった「エントリータイミングが少ない」というのは本当だったようですね。
また、評判をより深堀していくと、5chではぶせな氏の手法そのものが「他人から盗用したもの」であるとの疑惑が確認できました。
▽手法を公開している億トレーダー▽
ブログ&YouTubeで分かりやすく解説している【FXトレーダー クロユキの評判】
手法パクリ疑惑が上がる5chの評判
ぶせな氏の評判について調べていくと、5chに気になる口コミが見受けられました。
一部のトレーダーから彼の手法は他のトレーダーのパクリだといわれているようです。
ぶせなって、誰だかの手法丸パクリを
そのまま本にしたって、一時騒がれてなかったっけ?引用元:5ch
ぶせななんかパクって本まで出版してるからな。
ぶせなは悪質だわ。
1冊目の1分スキャルの本も、春香の乖離トレードのパクリだし。引用元:5ch
口コミによれば、ぶせな氏が手法を流用したとされるのは「春香」という人物。
春香氏もスキャルピング、デイトレードをメインとするトレーダーで「行き過ぎを狙うFX乖離トレード」という書籍を出版しています。
ただ書籍のレビューを確認したところ、春香氏が書籍で公開されているのは1分足で逆張り+マーチンゲールを仕掛けていくという手法。
マーチンゲールとはギャンブル手法の一つで、勝負に負けたとき、次に負け分の倍金額をかけていきます。
FXでは保有ポジションが含み損になったとき、倍のロット数でポジションを増やすことです。
ぶせな氏の手法ではマーチンゲールは使用しないことから、正確にはパクリではないといえるのが筆者の見解です。
どちらも1分足、逆張り、価格の乖離を使う点では共通しているために、穿った読者から「手法をパクった」と見られたのかもしれません。
様々な評判が露見されるぶせな氏の手法。
さらに調べていくと、ぶせな氏本人から直接学べるFX塾があることが分かりました。
ぶせな氏が運営する幻のFX塾とは
ぶせな氏はFXの指導塾「ぶせな塾」を運営しています。
ぶせな氏本人のブログでは告知されていないため、知る人ぞ知るFX塾のようです。
ぶせな塾で教えているのは、ぶせな氏が培ってきたスキャルピングとデイトレのノウハウ。
彼の投資手法やトレードで重要視しているポイントが学べます。
月1回ぶせな氏本人が映像で講義を行うプログラムもあります。
彼に憧れるトレーダーにとっては、非常に魅力的なFX塾といえるでしょう。
しかし、評判を見ていくと「ぶせな氏の手法は一般のサラリーマンには再現不可能」という意見が見られました。
ぶせな氏のトレード手法は常にチャートに張り付いてエントリーチャンスをうかがうのが前提。
日中働いている会社員には確かに困難といえます。
加えて、チャートを監視できる人からは「5時間たっても売買タイミングが来なかった」との声も。
書籍でも触れたように、ぶせな氏の手法はエントリータイミングが極端に少ないのが特徴。
エントリーできるタイミングが少ないと待ちの時間が長くなったり、利確できるチャンスをみすみす逃したりする可能性があります。
ぶせな氏の手法が自分に合っているかどうか考えたうえで入塾を検討するといいでしょう。
トレード報告だけのぶせな氏のブログ
ぶせな氏はブログとTwitterを運営しています。
しかし、最近ではどちらもトレードの役に立つ情報を発信していません。
ブログは2022年1月現在もほぼ毎日更新されているものの、日々のトレード記録と損益収支を公開するだけにとどまっています。
引用元:FX億トレーダーぶせなブログ
Twitterもブログ更新の告知のみ。
引用元:ぶせな@FXデイトレ 個人投資家
トレード手法をデイトレードに、さらには不動産投資も始めたことでFXへの熱量が冷めてしまったのかもしれません。
本人によればFXを辞めることはないと発言していますが、スキャルピングで1億円稼いだかつての勢いはなくなっています。
それがブログやTwitterの更新に表れているようです。
トレーダーによってブログなどの情報発信媒体の使い方は様々。
ぶせな氏のように細々と続けているような人から、ほぼ毎日情報を発信している人もいます。
得られる情報をトレードに生かしたいのなら、『コジコジ』氏や『オーリー』氏など熱量をもって情報発信しているトレーダーを参考にしてみるといいかもしれません。
ぶせな氏のまとめ
ぶせな氏は短い時間足でのスキャルピングトレードで1億円稼いだトレーダー。
書籍やブログにてその手法が公開されています。
書籍は勉強になると好評なようですが、肝心の手法についてはエントリーチャンスが少ないものとなっており、不評の声も見られました。
彼の手法を参考にする分にはよさそうですが、そのまま真似してトレードするのは難しいようです。
現在ぶせな氏はトレード手法をスキャルピングからデイトレードに切り替えています。
長時間チャートを見る体力、精神力に限界がきたことが要因となっているようです。
また、ぶせな氏は新たに不動産投資を始めています。
FXは辞めるつもりはないようですが、将来的には不動産投資を収益の柱にしていくとも話しています。
今後はFXトレーダーとしてではなく、不動産投資家としてスポットライトが当たっていくのかもしれませんね。
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基本情報
名前 | ぶせな |
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ブログ | https://busenablog.com/ |
https://twitter.com/busena_fx |