多くのFXトレーダーが注目する自動売買システムのZOOシステム。
ネット上の評判によれば、すでに1,000人以上の利用者がいるとのこと。
業界でも1、2を争うほどの知名度を誇るZOOシステムとは一体どんな特徴を持つEAなのか。
概要から実績までZOOシステムの全貌を明らかにします。
さらには完全放置での運用を謳うZOOシステムの評判を掘り下げつつ、ユーザーの口コミにも耳を傾けていきます。
目次
ZOOシステムとは
ネット上で話題となっているZOOシステム。
その背景には、トレーダーから注目を集めるだけの特徴があるということ。
ZOOシステムとは一体どんな自動売買システムなのか抑えておきます。
裁量を必要としない自動売買システム
ZOOシステムは一言でいえば、利用者の裁量が一切必要ない自動売買システムです。
エントリーや利確、損切りといった判断は全てあなたの代わりにZOOシステムが行います。
裁量判断せずに、どうして運用が可能なのか。
ZOOシステムの仕組みの根幹を担うのがMAMという仕組みです。
MAMとは
MAM(Multi Account Manager)とは、親トレーダー(運営者)が出した注文をあなたの口座にも反映させることで運用する方法のこと。
例えば、利用者の口座に入金額の合計が100万円だった時に1ロットの注文を出すとしましょう。
個人に反映される注文ロット数は口座内の証拠金に応じて変動します。
10万円なら0.1ロット、50万円なら0.5ロットというように振り分けられます。
引用元:ZOOシステム
注文を出すタイミングやロット数の計算などすべて自動であるため、利用者が判断する必要がありません。
トレーダー監視型のシステム
ZOOシステムはビーストというEAの売買ロジックをより強化、そこにトレーダーによる24時間監視体制で運用します。
トレーダーの裁量が入ることで、今までEAによる自動売買では対応できなかった相場にも対応可能になったようです。
またEAとは異なり、利確だけでなく損切りも行ってくれるため、もしもの時の運用も任せられるわけですね。
ZOOシステムの安全性
先に述べたように、ZOOシステムは自分の口座に注文が入って運用していくシステム。
あくまで口座は利用者自身で保有します。
親トレーダーに証拠金を預けたり、知らない口座に入金したりするはないため、資金を持ち逃げされるなどの心配はありません。
自身で管理する口座ですので、入出金も問題なく行うことができるでしょう。
ここまでがZOOシステムの概要です。
そんなZOOシステムは利用者のさらなる期待に応えるべく、アップデートが行われました。
新たにアップデートされたZOOシステム
2021年7月にシステムのアップデートが行われたZOOシステム。
これまでのZOOシステムと大きく変わった点は以下の通り。
- サバンナシステムとの差別化
- 含み損をコントロール
- 狙う月利が堅実に
- TradeViewの全通貨が対象に
アップデートされた背景には利用者の声も反映されているようです。
より利用者のために進化したZOOシステムを確認していきます。
サバンナシステムとの差別化
ZOOシステムの運営者は、別にサバンナシステムという自動売買システムも提供しています。
このサバンナシステムとの差別化が今回のアップデートで明確になりました。
具体的にはZOOシステムが安定型、サバンナシステムが攻撃型のMAMとして提供されるようです。
利益は狙いつつも大きなリスクを取りたくない人向けの自動売買システムとしてZOOシステムは生まれ変わりました。
含み損のコントロール
安定型になったZOOシステムでは含み損のコントロールも強化されました。
基本的に10~20%以内に含み損が収まるように運用されるとのこと。
安定型にふさわしいローリスクでの運用を徹底します。
狙う月利が堅実に
新しくなったZOOシステムでは狙う月利が変わりました。
以前は想定月利30~50%ほどでしたが、アップデート後は20~30%ほどになっています。
安定型の自動売買システムになったことで、より堅実な利益を目指します。
TradeViewの全通貨が対象に
以前のZOOシステムは米ドル/円を含む4種類の通貨ペアのみが取引の対象でした。
しかし、アップデートされたZOOシステムでは指定FX業者であるTradeViewが取り扱うすべての通貨ペアが対象になりました。
60種類を超える通貨ペアがトレードの対象になったことで、今までより何倍も取引の幅が広がります。
どの通貨ペアでも利確のチャンスを逃さない姿勢がうかがえます。
そんな生まれ変わったZOOシステムの実績はどうなのか確かめるべく、運用結果を公開している利用者の評判に注目しました。
賛否が分かれるZOOシステムの評判
実際に利用した人の口コミを確認してみると、ZOOシステムの評判は賛否両論であることが分かりました。
稼げている人は想定通り20~30%の月利を記録しています。
引用元:ナリ@FX自動売買検証中
引用元:ツチリキ@FX投資、ブログ初心者
一方で、中には月利10%以下と想定月利に届かない人も見られます。
なぜ利用者によって実績に差が生まれてしまうのか。
調べてみると、ZOOシステムの取引タイミングと相場の値動きが関係している可能性が見えてきました。
なぜ月利に差が出るのか?
ZOOシステム利用者の月利の乖離には、その時のトレンドが深く関係しているといえます。
先ほど想定通りの月利を出していた利用者は2021年10月、対して10%以下の月利を出していた人は7~8月の月利を公開していました。
そこで実際にZOOシステムにて取引されている通貨ペアの一つ、米ドル/円のチャートを見てみましょう。
引用元:TrdingView
利用者実績が見られた2021年7~8月ごろのチャートは横ばいでレンジ相場となっています。
対して、2021年10月にかけて価格が大きく上がっており、上昇トレンドを形成しています。
あくまで利用者の口コミからではありますが、こうしてみるとZOOシステムの月利と実際の相場には関連性があるといえそうです。
とはいえ、価格帯が大きく変わるようなトレンドはそうそう起こるものではありません。
実際、FXの為替チャートでは全体の7,8割がレンジ相場を形成するといわれています。
常に一定の月利が狙えるサービスを利用したいのであれば、レンジ相場に特化した自動売買ツールを検討してみてもいいかもしれません。
▽レンジ相場に強い自動売買ツールはこちら▽
【トライオートFX】の詳細
【ループイフダン】の詳細
ZOOシステムを利用するメリット
ZOOシステムを利用するメリットはこちら。
- 完全放置で利益が狙える
- コミュニティによるサポート体制
順に見ていきます。
完全放置で利益が狙える
ZOOシステムの最大の魅力は完全自動で売買が行われること。
これにより、自分で相場を見ていなくても利益を狙うことができます。
自分の手で取引することがなくなるため、今までトレードにかけていた時間や手間を削減できます。
また、EAとは違い稼働を停止する判断や万が一の時の損切りする判断もすべて自動。
裁量スキルに自信がない方でも利益が狙える点は完全放置で運用できるZOOシステムならではといえます。
コミュニティによるサポート体制
ZOOシステムには利用者やシステムの開発者が参加している専用のコミュニティがあります。
このコミュニティは、主にZOOシステムの運用についての情報共有が毎日のように行われているようです。
中にはベテラントレーダーも参加しているようで、運用や相場のことで分からないことがあれば気軽に質問できる環境が整っています。
自動運用といっても一人で行うのは何かと心細いもの。
そんなときに同じZOOシステム利用者の存在が近くにあるのはうれしいポイントでしょう。
ZOOシステムを利用するデメリット
メリットだけでなくデメリットも確認しておきましょう。
ZOOシステムを利用するデメリットはこちら。
- トレードスキルが身につかない
- 出金ルールが定められている
人によってはデメリットに感じないものもありますが、あくまで中立的な立場から見た時に感じた短所として取り上げます。
トレードスキルが身につかない
ZOOシステムは完全放置で運用する自動売買システム。
ここまでもお話したように利用者本人の裁量判断を行う必要はありません。
つまり、いくら運用してもトレードスキルや経験が磨かれることはないということです。
ZOOシステムは、単純に利益だけを追求する人のための自動売買システムといえます。
トレードスキルも高めていきたいという方は、ZOOシステムとは別で裁量トレードを行うようにしましょう。
出金ルールが定められている
ZOOシステムで出金する際、一部ルールが設けられています。
例えば、口座に入っている証拠金を全額出金できるのは月初めの3日間のみとなります。
まとめて資金を移動したいときには制限があることに留意しておきましょう。
ただ、有効証拠金50%以下の出金や利益のみの出金はいつでも可能となっています。
出金に対して全面的に融通が利かないわけではなさそうです。
ZOOシステムを動かすトレーダーの存在
ZOOシステムを運用するうえで重要になるのが、システムを監視するトレーダーの存在。
そのトレーダーの筆頭となるのがBelfort(ベルフォート)という人物です。
Belfort氏の概要はこちら。
- 某国立大学出身
- 投資運用年数20年
- 自身のプロップファーム運営の他、多数企業の資産運用、EA開発、セミナー講師など様々な場で活躍
Belfort氏の他、海外トレーダーとシステム管理者の数名でZOOシステムを監視しています。
ZOOシステムではこのトレーダーチームによる監視体制のもと、虎視眈々と利益を狙っています。
ZOOシステムで利用する証券会社
ZOOシステムではTradeViewという海外FX業者を利用します。
TradeViewは海外FX業者の中でも信頼性が高いといわれています。
その根拠となるのが以下の2点。
- 金融ライセンスを所得している
- NDD方式を採用している(A-book業者)
- 出金拒否などのトラブルが見られない
TradeViewはケイマン諸島の金融ライセンス(CIMA)を取得しています。
海外FX業者の中には金融ライセンスを持たずに運営する業者も存在することから、その点でいえばTradeViewは比較的信頼性は高いといえるでしょう。
また、TradeViewの特徴としてNDD(No Dealing Desk)方式を採用している点が挙げられます。
NDD方式とは、トレーダーとインターバンク(通貨ペアを取引する市場)の間にFX業者のディーラーを挟まずに取引を行う方式。
トレーダーの注文をそのまま市場に流すため、透明性が高いといえる方式です。
Twitterの口コミで、利用してトラブルがあったという声が見られないことからも安心感があります。
ZOOシステムの価格と利用手数料
ZOOシステムは参加するための費用は無料となっています。
つまり初期費用は証拠金だけで抑えられます。
しかしながら、ZOOシステムはハイウォーターマーク方式、簡単に言えば成功報酬型の手数料がかかります。
具体的にはシステムを利用して出た利益に関しては35%の成功報酬が発生します。
例えばZOOシステムで1万円の利益が出たら3,500円が引かれ、6,500円が純利益となります。
無料で始められるものの、完全無料で利用できるわけではない点は留意しておきましょう。
ZOOシステムの利用条件
ZOOシステムを利用するにはいくつかの条件が設けられています。
- 最低証拠金20万円以上
- 必ず専用リンクから口座開設
- 「投資は自己責任」と理解している
条件を満たしていないとシステムをうまく利用できない、利用できてもかえって損失を生む可能性もあります。
必ず確認しておきましょう。
最低証拠金20万円以上
ZOOシステムを利用するには最低証拠金として20万円以上が必要です。
20万円以下でも利用できるようですが、20万円以上の証拠金がある場合と同じようにZOOシステムは動きます。
証拠金不足でロスカットとなることも考えられるため、余裕を持った資金を用意した方が賢明です。
なお、相場によって最低証拠金は変動するとのことで、一時期は40万円以上に設定されていたこともありました。
利用するタイミングで変わるため、その時の公式の案内を確認しましょう。
必ず専用リンクから口座開設
ZOOシステムの利用する運用口座はTradeviewという海外FX業者で指定されています。
その口座を新たに開設する際、ZOOシステムの運営者から送られてくる専用リンクから口座開設を進める必要があります。
専用リンクからの口座でないと、ZOOシステムが利用できない可能性があります。
また、仮にすでにTradeviewの口座を持っていたとしても、ZOOシステム用に新たに口座を開設する必要があります。
先に口座だけ開設していても利用できないため、必ず手順通りに行いましょう。
「投資は自己責任」と理解している
ZOOシステムに限らず投資は全て自己責任で行うものです。
いくらZOOシステムで利益が狙えるといっても、絶対稼げるようになるわけではありません。
得られるリスクだけ見るのではなく、必ずかかるリスクにも目を向けるようにしましょう。
ZOOシステムを利用するには
ZOOシステムは以下の手順に従って始められます。
- ZOOシステムの公式LINEに登録
- 専用のリンクからTradeviewの口座開設
- 名前、口座番号、紹介者などの情報を公式LINEに送信
- Tradeviewの口座へ入金
- オンラインの委任状へ署名する
まず、ZOOシステム公式LINEに登録します。
送られてくる専用リンクからTradeviewの口座開設に進みます。
口座が開設できたら、名前(漢字・ローマ字)口座番号、紹介者をZOOシステムの公式LINEに送ります。
その後口座に入金し、取引をZOOシステムに任せるためのオンライン委任状にサインします。
すると自動的に注文が発注され、24時間以内に口座の資金を使って運用が開始されるようになります。
基本情報
名称 | ZOOシステム |
---|---|
公式サイト | https://splash01.com/move03/zoo-system/ |