FX情報商材

Flash Zone FXの手法と波乗り波動論に見られた共通点

Flash Zone FXは波乗りジョニー氏(ポール・ジモン氏)が2015年に監修したFX情報商材です。

インジケーターを使って押し目を狙い撃ちする手法を採用するFlash Zone FXは、動画を見るだけで初心者でも理解・実践が可能とのこと。

ただ現在、Flash Zone FXは販売を終了しています。

ではなぜ当記事がサービスを終了したFlash Zone FXの検証を行うに至ったのか。

それは、Flash Zone FXが現在の波乗りジョニー氏の手法に通ずる要素を含んでいることが明らかになったからです。

Flash Zone FXの手法の全貌

Flash Zone FXの特徴は以下の通り。

  • 逆張りで押し目を狙う(基本買いでエントリー)
  • 「サイクルクローズ」というチャートパターンを見つける
  • フィボナッチ・リトレースメントを用いて分析する

Flash Zone FXの手法を端的に言い表すならば、チャートの押し目を逆張りで狙う手法

押し目とは、上昇トレンドだった価格が一時的に下がることです。

上昇トレンド中の下がっているタイミングを見計らって、買いエントリーを仕掛けます。

そのタイミングを見定めるのが「サイクルクローズ」と呼ばれるチャートパターン

価格がトレンドに乗ったように見えても乗り切らず、元の価格に戻ることを指します。

アルファベットのAやVのような形になるのが特徴です。

サイクルクローズ
引用元:TradingView

チャートは上がったり下がったりを繰り返す習性があります。

その習性に着目したのがサイクルクローズです。

Flash Zone FXでは、このサイクルクローズをチャート中に認識できるかが要となります。

サイクルクローズを見つけられたら、次にエントリーポイントを探します。

ポイントを見つける際に用いるのがフィボナッチ・リトレースメントというインジケーターです。

押し目を狙うときに、どれくらいまで価格が下がって反発するのかを視覚的に予測することができます。

フィボナッチ数列という自然摂理に基づいた法則を応用しているのが特徴。

複雑な数字が並びますが、一般的なチャートツールでは直近の最高値と最安値を結ぶことで、自動的にフィボナッチ数列に基づいた水平線が表示される場合がほとんどです。

フィボナッチ・リトレースメント
引用元:TradingView

フィボナッチ・リトレースメントを使って、押し目から反発が起こるタイミングを予測してエントリーを入れます。

これがFlash Zone FXの手法の概要です。

手法についてより調べていくと、現在波乗りジョニー氏が提唱する手法との関係が見えてきました

Flash Zone FXと波乗り波動論の共通点

Flash Zone FXの手法は、彼が経営しているFXオンラインサロンで学ぶ「波乗り波動論」に近いと考えられます。

その根拠は以下の3つ。

  • 逆張りで狙っていること
  • 「自然界の波の性質」を用いること

Flash Zone FXが、波乗りジョニー氏が確立している手法の土台となっているのかもしれません。

それぞれ具体的に見ていきます。

逆張りで狙っていること

Flash Zone FXは押し目を逆張りで狙う手法であることは前章で述べた通り。

そして、波乗りジョニー氏本人も、逆張り手法を用いて利益を積み上げていったとされています。

実際、波乗りジョニー氏は10万円チャレンジという企画にて、資金10万円を1,000万円までに増やしています。

彼自身が用いている手法がサロンで教えられている理論に組み込まれていたとしても不思議ではありません。

「自然界の波の性質」を用いること

波乗りジョニー氏のサロンで学ぶ波乗り波動論は、自然界の波の性質を利用した裁量理論であるとされています。

この「自然界の波」とは、Flash Zone FXで用いられている「サイクルクローズ」「フィボナッチ・リトレースメント」なのではないかと考えられます。

サイクルクローズはチャート上における波、フィボナッチ・リトレースメントは自然法則を応用したインジケーターといえます。

波乗りジョニー氏のいう自然界の波が何なのか具体的に明言されてはいないものの、これらを指し示している可能性は十分にあります。

難易度が高いFlash Zone FXの手法

Flash Zone FXは初心者向きではない方法で利益を狙う難易度の高い手法といえます。

その理由は3つ。

  • 逆張りを使う
  • 正確なパターンを見つけるのが困難
  • エントリーポイントが不明瞭

順に見ていきます。

逆張りを使う

逆張りで利益を狙うFlash Zone FXで、価格が下がっているタイミングに買いを入れます。

口で言うのは簡単ですが、いざ実践となると「このまま上がらずに下がり続けるのではないか」と不安に駆られる可能性もあります。

どれだけ根拠がそろっていたとしても、下がっているときに買いで入るのは怖いもの。

実践するには、勇気を持ってエントリーできる動じないメンタルが必要になります。

正確なパターンを見つけるのが困難

Flash Zone FXの肝は、サイクルクローズを的確に見つけること。

これがすべてといっても過言ではないほど、重要な要素です。

しかし、チャートは常に上昇と下降を繰り返すことから、似たような形のチャートが頻出します。

その中から、正確なサイクルクローズを見つけ出すのは困難を極めるでしょう。

エントリーポイントが不明瞭

Flash Zone FXでは押し目で反発したらエントリーします。

ただ、肝心のどこで反発したととらえるかの判断は難しいといえます。

反発のタイミングをとらえきれなければ、エントリーするタイミングも不明瞭になります。

手法をものにするために、自分でタイミングをつかむ反復練習が必要そうです。

このように、Flash Zone FXは難易度の高い手法といえます。

10万円を1,000万円にした波乗りジョニー氏レベルのトレーダーなら使いこなせる可能性があるでしょう。

時間をかけてでも手法を習得したいという人なら、波乗りジョニー氏のサロンで学ぶのも一つです。

しかし、それだけがFXで勝つための方法ではありません。

自分でトレードを行わず、自動売買システムを使って利益を得ている人もいます。

中には波乗りジョニー氏のようなプロトレーダーに運用を代行してもらう自動売買システムも。

単純に利益を得たいという方は、裁量トレード以外で利益が狙える方法もあることに目を向けてもいいかもしれません。

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Flash Zone FXの注意点

Flash Zone FXには気を付けておくべき点があります。

それは以下の2点。

  • 買いのみでエントリーする
  • エントリーチャンスは少ない

Flash Zone FXの手法を用いるうえで知っておきたいポイントです。

それぞれ確認しておきましょう。

買いのみでエントリーする

Flash Zone FXの説明では、買いエントリーの話しかされていません。

つまり、買いのみでエントリーする手法になります。

Flash Zone FXでは売りから入るエントリーは行わない点は、抑えておきましょう。

ただ、ネットで調べると「買いと逆のことをすれば売りでも適応可能」といっている利用者も確認できます。

確かにFlash Zone FXの手法はシンプルであるため、売りでも応用することは可能です。

しかし公式では推奨されていない手法ですので、行う際は自己責任で行うようにしましょう。

エントリーチャンスは少ない

Flash Zone FXの公式によれば、エントリーできるチャンスは1日あたり10回ほどと述べられています。

数としてはあまり多くない印象を受けます。

場合によっては少ないチャンスをものにするために、チャートに長時間張り付かなければならないかもしれません

そのため、日中は仕事で忙しい兼業トレーダーの方などは、そもそも実践が難しい可能性があることも考慮しておきましょう。

Flash Zone FXのまとめ

Flash Zone FXは押し目を逆張りで狙います。

波乗りジョニー氏独自のチャートパターンであるサイクルクローズや、フィボナッチ・リトレースメントを用いるのも特徴です。

また、彼が運営するサロンで学べる波乗り波動論との共通点も確認できました。

Flash Zone FXはすでに販売停止されているFX情報商材ですが、現在ではサロンにて手法が受け継がれているのかもしれませんね。

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基本情報

商材名 Flash Zone FX
販売会社 株式会社ISK capital
販売者 佐塚浩政
監修 Paul Zimon(ポール・ジモン)

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