FX情報商材

マーケティングFX 長文の販売ページを読んで分かった全貌

マーケティングFXは、順張りのライントレードというシンプルな手法で利益を狙う情報商材です。

注目すべきは、販売ページにてロジック・ノウハウがすべて公開されていること。

しかしながら、販売ページは10万文字近いボリュームがあり、すべてに目を通すのは正直骨が折れます。

そこで本記事では、マーケティングFXとは結局どんなFX商材なのかを明らかにします

加えて、実際にマーケティングFXを購入した利用者の評判も調査。

評判から、マーケティングFXを使いこなせるのは上級者に限られる可能性があることも判明

販売ページを読む気になれなかったあなたに代わって、マーケティングFXを深堀します。

マーケティングFXの特徴

マーケティングFXで行うのは、一言でいうと順張りのライントレード

時間足ごとで意識される価格のラインを見て、押し目・戻し狙いでエントリー判断を行います。

押し目買いを基本の手法にした情報商材というのは、珍しいものではありません。

2015年頃にポール・ジモン(現在の波乗りジョニー)氏によって監修された『Flash Zone FX』もまた、押し目買いを基調とした手法を用いていました。

押し目買い・戻し売りに加えて、マーケティングFXで注目する要素がトレンドと通貨の強弱

それらをマーケティングFX独自のシステムを使って分析します。

仕組みに関する事項は、すべて販売ページに記載されています。

とはいえ、全部読みこむのは相当の時間と体力を要します。

ここではマーケティングFXの販売ページに則りつつ、利用するうえで知っておきたい要点に注目していきます。

マーケティングFXでできること

販売ページよれば、マーケティングFXを利用してできることは以下の8つです。

  1. トレンド相場かレンジ相場かを10秒で見分けられるようになる
  2. 通貨の強弱を3秒で見分けられるようになる
  3. 「1エントリーごとに最適な資金」でトレードできるようになる
  4. 世界中のトレーダーが意識している価格帯を把握できるようになる
  5. チャートに張り付くことなくトレードできるようになる
  6. 初心者、上級者にかかわらず同じようなトレードができるようになる
  7. 手順通りに進めるだけで相場の理に叶ったトレードができるようになる
  8. とある理由で、自立した専業トレーダーになれる

いずれもマーケティングFXの特徴ではありますが、特に重要なのが1.と2.と4.

マーケティングFXの根幹を担う要素によりフォーカスしていきます。

トレンド、通貨強弱を見極めるシステム

マーケティングFXでは通貨ペアごとのトレンドの方向(上昇か下降か)と通貨の強弱が数値で判断できるシステムが提供されます。

これらは、エントリー以前に「勝ちやすい相場」を見つけるために使用します。

マーケティングFXでは主にトレンド相場に従って利益を狙います。

そのために、トレンド方向はもちろんのこと、今勢いのある通貨はどれかを見つけることが不可欠となるわけです。

そして、それぞれを効率的に見つけることができるのがマーケティングFXの独自システムです。

まず、トレンドを見つけるシステムから

通貨ペアをそれぞれ点数化し、その点数でトレンド方向を判断します。

数値が高ければ常勝トレンド、低ければ下降トレンドになります。

マーケティングFXのトレンド判断システム
引用元:マーケティングFX

マーケティングFXの販売ページでは、20種類の通貨ペアを一度に表示。

その中から10秒足らずで、トレンドを形成する通貨ペアを見つけています。

いちいちチャートを見ずともトレンドが判断できる便利なシステムといえるでしょう。

続いて、通貨の強弱を判断するシステム

そもそも通貨の強弱では、読んで字のごとく強い通貨、弱い通貨を見つけます。

しかし、一から通貨の強弱を見つけるには、複数の通貨ペアを比較する必要があり、手間のかかる分析です。

その分析をマーケティングFXではシステム化しています。

トレンドと同様、通過ペアごとの点数(赤枠で囲んだ数字)が高いと上昇トレンド、低いと下降トレンドです。

マーケティングFXの通貨強弱判定システム
引用元:マーケティングFX

例えば、トレンドと通貨強弱の2つのシステムの両方で点数が高ければ、強い上昇トレンド相場と判断できます。

このようにマーケティングFXでは、システムによる効率化で分析にかける時間をできる限り減らしています。

自動で意識すべきラインを引いてくれる

マーケティングFXの基本はライントレードですが、そのラインを自動で引いてくれるシステムを使用します。

このシステムも効率化のためといえます。

本来であればライントレードは複数の時間足のチャートを見て、意識される価格帯(水平線のライン)を引くことになります。

いわゆる、マルチタイムフレーム分析です。

ただラインを引くだけの単純作業ですが、適切な箇所にラインが引けるか、そのラインからどんな意図が読み取れるかを常に意識しなければなりません

ライントレードをものにするためには、反復練習と経験が必要になるため、大変な作業です。

そんな作業を簡略化するために生まれたのが、マーケティングFXの自動でマルチタイムフレームのラインを引いてくれるシステム

異なる時間足ごとに色分けされたラインを一度に表示できます。

マーケティングFXの自動ライン作成システム
引用元:マーケティングFX

それぞれのラインを見ることで、どの価格帯(ライン)が意識されているのかを見極められます。

ちなみに上記のチャート画像からは以下のようなことが読み取れます

マーケティングFXの自動ライン作成システム2
引用元:マーケティングFX

ラインを引くことで分かる情報をもとにトレード判断をするのがマーケティングFXの手法。

そして、そのためのラインを引く作業を、今までライントレードに触れてこなかった人でも簡単にできるようにしたのがこのシステムです。

2つの主要ロジック

マーケティングFXで用いられる基本ロジックは以下の2つ

  • 相場追従ロジック
  • ダウ継続ロジック

1つ目の相場追従ロジックは、その名の通りトレンド相場に従ってエントリーするロジックです。

先述したトレンド判断システム・通貨強弱判定システムを使い、強いトレンドが見られる通貨ペアを選択。

自動で引かれた意識すべきラインをブレイクした後の押し目(戻し)を狙います

「FXで勝つか負けるか、エントリーする前に7割方決まっている」とマーケティングFXの販売ページでは述べられています。

単純な押し目買い、戻し売りではなく、トレンド・通貨・ラインの3拍子が揃っているマーケティングFXだからこそ、勝率を高めることができるといえます。

2つ目のダウ継続ロジックは、ダウ理論をもとにしたロジック

ダウ理論とは、1896年にチャールズ・ダウ氏が提唱した以下の6つの理論を指します。

  1. 平均はすべての事象を織り込む
  2. トレンドには3種類ある
  3. 主要トレンドは3段階からなる
  4. 平均は相互に確認されなければならない
  5. トレンドは出来高でも確認されなければならない
  6. トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

引用元:Wikipedia

ダウ理論の詳しい話は割愛しますが、マーケティングFXでは6つ目の理論を主に用います。

この理論は簡単に言えば、「高値安値共に切り上げれば上昇トレンド、高値安値切り下げれば下降トレンド」を継続するということを説明しています。

ダウ理論
引用元:マーケティングFX

そして、狙うポイントはダウ理論に基づいてトレンドの継続した時

ダウ継続ロジックで狙うポイント
引用元:マーケティングFX

継続するポイントにフォーカスしているのが、このロジックの特徴です。

マーケティングFXでは、他にも複数のロジックが用意されていますが、基本的にこの2つがメインになります。

以上がマーケティングFXで抑えておきたいポイントです。

紹介したシステム、ロジックを用いてマーケティングFXでは利益獲得を狙います。

ただ、マーケティングFXの評判を確認したところ、使いこなせるのは一定層のトレーダーに限られる可能性が見られました

マーケティングFXは上級者向き

結論として、マーケティングFXの使えば、ライントレードを極めることができるかもしれません。

ただ、マーケティングFXで一から理解しようとするのは相当な時間が必要になるようです。

そう言える要因は、マーケティングFXのマニュアルにあります

実際にマーケティングFXを購入した利用者によれば、「マニュアルが分かりづらい」との声が見られます。

>複雑すぎるわ

複雑っていうか要点をまとめきれてないって感じかな。
ボリュームがあるのはいいんだけど、マニュアルもごちゃごちゃしててわかりづらい。
エントリー、損切、決済ルールも多すぎて、あれもこれも手出しましたって感じ。
自分のルールがある程度できあがってる人なら必要なもの不必要なものを取捨選択できるだろうけど、一からこれで勉強したら何が必要で何が必要ないかわからず遠回りすると思うよ。
楠山さんの誠実さはすごく伝わるけど…。

引用元:情報商材の暴露版

利用するのに必要不可欠なマニュアルが分かりづらければ、マーケティングFXを理解するのも大変に感じる可能性があります。

また、マニュアルはPDFファイルで500ページ以上あるとのこと。

単純に読み込むのに、相当な時間がかかりそうです。

結果的に以下のような、初心者・中級者には難しいという声につながっていると考えられます。

はっきり言って初心者にはレベル高い内容。
チェック項目も多いし、エントリールール、決済ルールも複雑。
ツールに頼ってこそいるけど、結局は裁量だから使いこなせるまでそうとう時間かかると思うよ。

引用元:情報商材の暴露版

これは、FX中級レベルでも使いこなせないだろうね

複雑すぎるわ

引用元:情報商材の暴露版

もしかしたら、ある程度ライントレードの経験があるベテラントレーダーであれば、マーケティングFXの理解は容易かもしれません。

しかし、マーケティングFXで一からライントレードを身につけようとしている方にとっては、茨の道になる可能性があります。

険しい道のりを進んでこそ、本物のトレードスキルが身につくともいえますが、それだけがトレードで結果を出す手段ではありません。

現在では、ロジックやトレーダーを選ぶだけで始められる『トライオートFX』や『みんなのシストレ』といった自動売買ツールも存在します。

初心者でも簡単に始められて利益につながったという声も挙がっています。

FXで勝つための選択肢を広げる意味でも、こうした自動売買ツールに目を向けてみてもいいかもしれません。

▽初心者でも始められる自動売買ツール▽
リストから売買ロジックを選ぶだけ【トライオートFXの評判
優秀なトレーダーを選んで取引する【みんなのシストレ

マーケティングFXの評価できるポイント

ここからはマーケティングFXを利用するうえでの評価できる点、注意点を紹介します。

マーケティングFXのメリットは以下の2つ。

  • ロジック・ノウハウを全て公開
  • デモトレードでも返金対応

順に見ていきます。

ロジック・ノウハウを全て公開

おそらく、マーケティングFX一番の特徴といっても過言ではないでしょう。

マーケティングFXでは利確の手法から使用するシステム、ロジックに至るまでを全て公開しています。

マーケティングFXでは何ができて、何を身につけることができるのかが明白

販売ページを見れば、「マーケティングFXとはどんな情報商材なのか?」と迷うことはないでしょう。

マーケティングFX以上に情報が開示されている情報商材は今まで見たことがありません。

それゆえに、販売ページは若干とっつきにくいものになっているのは否めませんが、販売会社の自信と思いやりが感じられます。

トレーダーのことを第一に考えた情報商材であるという印象を受けます。

デモトレードでも返金対応

販売会社の自信という点でいえば、寛大な返金対応もマーケティングFXの強み。

なんと実際の資金を使わないデモトレードでも、20日間トレードして損失になったら、もしくは180日間で破産したら返金に対応してくれます。

マーケティングFXは損失が出にくいのということなのかもしれません。

それだけ、販売会社はマーケティングFXに自信を持っていると取れますね。

マーケティングFXの注意すべきポイント

反対に、マーケティングFXを利用するうえで注意しておきたいポイントにも触れておきます。

注意点は2つ。

  • 複雑な解説マニュアル
  • 不安が残る販売者のFX歴

それぞれ具体的に確認します。

複雑な解説マニュアル

マーケティングFXのマニュアルは複雑で読みにくいことが分かっています。

おそらく、ロジック、システム、手法とマーケティングFXに関わるもの全てを解説しようとして、ごちゃごちゃしているのかもしれません。

また単純に、マニュアルのボリュームもあるようなので、読み切るのに苦労する可能性が高いです。

マーケティングFXでは動画コンテンツなどはないようなので、理解するためには地道にマニュアルを読み込むしか方法はありません。

やる気と根気が相当ある方でないと、マーケティングFXの理解は難しそうです。

不安が残る販売者のFX歴

マーケティングFXを販売するのは、株式会社e-FLAGSで責任者は楠山高広という人物。

この楠山という人物について調べると、主に情報商材ビジネスで稼いでいたことが分かりました

楠山氏が携わった情報商材の一部がこちら。

  • 電脳せどりツール「サヤ取りせどらー最終バージョン」
  • 0から始めて毎月30万~を稼ぐ、資料請求、無料系アフィリエイト術
  • サブリミナル効果で自分を洗脳する願望達成ソフト「サブリミナルブレイン」
  • とよだクリニック監修「あがり症改善プログラム」
  • アクセスアップ&インデックス促進ツール「AIロボット」

せどりやあがり症改善など、多くのジャンルで商材を販売しているようですね。

ただ、FXに関連する情報商材はマーケティングFXただ一つだけ

これより前にも後ろにもFX関連の情報商材は出していません。

となると、FXトレーダーとしての楠山氏はどれくらいのレベルなのかという疑問が浮かんできます。

むしろ、楠山氏はトレーダーというより商材屋という一面の方が強いのかもしれません

トレーダーではない人が販売しているとなると、マーケティングFXの信頼性が揺らいでしまいます。

マーケティングFXのまとめ

トレンド・通貨強弱分析から「勝ちやすい相場」を見つけてライントレード行うマーケティングFX。

ロジックが全て公開されていますが、利用するためには販売ページに匹敵する量のマニュアルを読み込む必要があるようです。

「マニュアルは複雑で分かりにくい」という利用者の声もあることから、実践以前に理解するのに苦労する可能性が高いです。

ライントレードに慣れている上級者以外には、マーケティングFXを使いこなすは難しいでしょう。

一から手法を身につけるのであれば、FXで稼ぐための本質が学べる『マエストロFX』のような学習教材が適しているのかもしれません。

基本情報

商材名 マーケティングFX
販売会社 株式会社e-FLAGS
販売責任者 楠山高広
価格 32,780円(税込)
公式サイト https://marketing-fx.jp/

口コミ

  • まだクチコミがありません。

口コミフォーム

クチコミ内容
名前