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ビースト+EAの特徴や月利を公開 トレーダー注目EAの全貌

2021年7月より提供が開始された自動売買EAのビースト+

月利50%も記録した前作ビーストのパワーアップ版ということもあり、ビースト+に期待を寄せるトレーダーも少なくありません。

そんなビースト+はどのような特徴を持ったEAなのかを明らかにします

利益を狙う仕組みや公開されている実績など、運用するうえで知っておきたい情報にも言及。

トレーダー注目のEAについて迫ります。

攻守を両立したビースト+

ビースト+を一言で表すならば、攻撃力(リターン)と守備力(リスク)を両立しているEAといえます。

前作のビーストと同様に高い月利を狙いつつも、運用中のリスクを抑えられているのが特徴です。

どうして攻守両立が実現できたのか、ビースト+について詳しく見ていきます。

ビースト+の概要

ビースト+の基本情報はこちら。

  • 売買ロジック:適応的戦略型ナンピンシステム(非マーチンゲール)
  • 使用通貨ペア:米ドル/円、スイスフラン/円
  • 利用FX業者:FX Beyond
  • 最低証拠金:5万円以上(10万円以上推奨)
  • 最大ポジション数:15ポジション
  • ロット目安:証拠金10万円につき0.01ロット

ビースト+の売買ロジックは適応戦略型ナンピン。

ナンピンとは、保有ポジションと逆の値動きが見られたとき、同じポジションを追加していく投資手法

例として、105円で買いエントリー、その後価格が下がり95円になったときにも再度ポジションを保有したとします。

ナンピンの仕組み
引用元:OANDA Japan

2つのポジションの金額を合計すると200円、つまり1ポジション100円で取得したことになります。

その後価格が反発して100円まで戻ったときに決済すれば損益は0に、100円以上になれば利益になります。

最初にエントリーした105円まで戻らなくても利益になるのがナンピンの利点です。

一方で値動きと逆行してポジションを取ることから、価格が反転するまでは含み損を抱えるというリスクも持ちます。

含み損が増えれば、証拠金不足になりロスカットしてしまうことも。

しかし、ビースト+の場合ただナンピンするのではなく、相場に合わせてナンピンを行います

EAが相場を見てエントリーを判断するため、過度に含み損を抱えないような運用が可能です。

ナンピンで利益を狙いつつ、含み損のリスクケアも欠かさないのがビースト+の特徴といえます。

FX BeyondとはどんなFX業者?

ビースト+では利用するFX業者が指定されています。

FX Beyondという業者でパナマ、ベトナムに拠点を置く会社が運営しています。

金融ライセンスもパナマ共和国金融当局のライセンス(AVISO LICENCE)を取得しています。

FX Beyondの金融ライセンス
引用元:FX Beyond

日本進出が2021年3月と後発ながら、公式サイトは日本語に対応しているなど親切な印象を受けます。

海外業者の中には金融ライセンスを持っていなかったり、サイトがすべて英語で書かれていたりするところもあります。

その点、FX Beyondは比較的安心して利用できそうですね。

ビーストからの変更点

前作であるビーストから変わった点は大きく分けて売買ロジックと使用通貨ペアの2点です。

ビーストでも、売買ロジックは適応的戦略型ナンピンを採用していましたが、2021年以降の相場に対応しきれない点が指摘されていました。

具体的には値動きの変動幅(ボラティリティ)が大きくなっていることから、利益が狙いにくい状況でした。

そこで、新たな相場観に適応させるべくロジックを最適化

現在の相場に柔軟に対応できるロジックにチューニングされています。

また、相場に合わせて取引する通貨ペアも変更

ビーストではユーロ/米ドルを採用していましたが、ビースト+ではスイスフラン/円を採用しています。

スイスは永世中立国という立場から、大きな値動きが少ない安定通貨という特徴があります。

急騰急落の心配が低い通貨ペアを新たに採用していることから、リスクを極力抑えようとする姿勢が見られます。

自動売買EAを使う利点とは

EAを利用するメリットは経験、能力、スキルがなくても安定利益が目指せる点にあるといえます。

FXは自分でエントリーし自分で利確する、いわゆる裁量トレードが一般的。

そのためにトレード塾や書籍で勉強したり、実戦で経験したりしてスキルを積んでいくべきだという声があります。

とはいえ、裁量トレードで安定して勝てるようになるには相応の時間や経験が必要。

FX始めたての人がプロトレーダーのように運用するには、ビギナーズラックを除いてまず不可能といえるでしょう。

しかし、EAを利用することで誰でも平等に利益を狙うことが可能です。

ビースト+のバックテストを検証

ビースト+には米ドル/円、スイスフラン/円それぞれのバックテストが公開されています。

ここで注目すべき点がプロフィットファクターと最大ドローダウン

プロフィットファクターとは、総利益が総損失の何倍かを表す数値。

簡単に言えば、どれくらい利益が狙えるかの期待値といえます。

利益が損失を上回れば1.0以上に、下回れば1.0以下になります。

また、最大ドローダウンとは、最大資産からどれくらい資産が減ったかを表す数値。

数値が高いほど、大きな損失を被る可能性があるといえます。

実際にビースト+のバックテストを見てみましょう

ビースト+のバックテスト
参照元:限界集落でカセグ

プロフィットファクターは米ドル/円が2.03、スイスフラン/円が2.62とどちらも2.0を超えています。

最大ドローダウンは米ドル/円が17.85%、スイスフラン/円が36.62%となっています。

バックテストの実績としては決して悪くない数値だといえます。

ただ、バックテストは過去の相場から算出したデータであり、実際に運用したときに同じような結果になるとは限りません

あくまで参考程度にとどめておきましょう。

では、実際に利用したときの月利はどうなっているのか。

次章では、ビースト+を見ていきます。

ビースト+の公開実績

ビーストを推奨しているサイトでは、2021年8月~12月までの実績が掲載されています。

その実績がこちら。

ビースト+の実績
参照元:限界集落でカセグ

証拠金100万円での運用したときの実績です。

過去5か月間では、20~40%ほどの実績が公開されています。

他のビースト+推奨サイトでも実績を載せていましたが、上記と同じものが掲載されていました。

この実績がビースト+の代表的な実績ということでしょうか。

いずれにせよ、実績のように安定した利益が出せれば、トレーダーにとって非常に魅力的なEAといえそうです。

一方で、中にはビースト+で損失を出す人も見られました

利益を出す人と損失を出す人では何が異なるのか。

利用者の評判をもとにビースト+で損失を回避する手段について見ていきます。

失敗した人から学ぶ裁量判断の重要性

ビースト+運用中の損失を最小限に抑えるためには、自身で裁量判断を行う必要があるといえます。

なぜなら、ビースト+には損切り機能がないからです。

いくらビースト+がリスクを抑えているEAだとしても、100%損をしないわけではありません

急激な相場の変化に耐え切れず、想定外の含み損を抱える可能性も十分に考えられます。

そんなときに必要なのが、利用者自身による損切り判断や相場を読む力です。

ビースト+でエントリーしたポジションの利確が難しいと判断できれば、大きな損失を回避できるかもしれません。

また、相場が荒れると予測できればEAの稼働を停止しておくことで、そもそもリスクを高いトレードをしなくて済みます。

実際以下の口コミによれば、ビースト+で資金を溶かしてしまった方もいます

ビースト+の口コミ
引用元:カケル@FX自動売買・仮想通貨垢

放置でビースト+を運用したために、損失を被ったのでしょう。

口コミでも述べられているように、完全放置してしまえばビースト+に限らずどんなEAでも溶かしてしまう可能性があります。

そうならないためにも利用者の裁量判断も交えながら運用するのが望ましいといえるでしょう。

しかし、自動売買システムの中には裁量判断がいらないものも存在します

投資歴の長いベテラントレーダーがあなたに代わって注文を出してくれるものも。

ほったらかしで運用したい人は以下のリンクも参照してみてください。

【ZOOシステム】の詳細

ビースト+を使うメリット

ビースト+を利用すると以下の2つのメリットがあります。

  • 入金100%ボーナスがつく
  • 専用コミュニティによるサポート体制

EA運用だけではないビースト+の利点について確認しておきましょう。

入金100%ボーナスがつく

ビースト+を経由して指定FX会社のFX Beyondの口座を開設すると、入金額の100%をボーナスとして受け取ることができます

つまり、5万円入金すれば10万円からビースト+の運用が可能です。

上限500万円までならボーナス付与の対象になるため、後から追加で入金した場合でもボーナスが受け取れます。

キャンペーンは期間限定のようですが、これまで何度か期限の延長を繰り返しています。

少ない証拠金しか用意できないという人はぜひとも活用したいボーナスです。

専用コミュニティによるサポート体制

ビースト+には利用者限定の専用コミュニティが存在します。

ビースト+の利用を始めることで自動的に参加できるようです。

1000人以上が参加しているコミュニティには、利用者だけでなくビースト+の開発者も参加しています。

コミュニティは現在もなお稼働しているようで、運用中の疑問や相場動向などの情報共有の場として用いられています

分からないことがあったらすぐに聞ける環境があるため、サポート体制はしっかりしているといえるでしょう。

ビースト+の注意すべきデメリット

メリットだけでなくデメリットにも目を向けておきましょう。

ビースト+を利用するうえでのデメリットはこちら。

  • 放置運用には向かない
  • 多少の含み損は覚悟しておく

先に述べた内容と重複する部分もありますが、ビースト+では利用の際に注意しておくべき点を確認していきます。

放置運用には向かない

ビースト+が自動で行ってくれるのはエントリー注文と決済注文のみ。

仮にEAがエントリーしたポジションで利確するのが難しい場合、利用者自身でポジションを手放さなければなりません。

また、重要な経済指標が発表されるタイミングにも要注意。

発表の内容によっては相場が荒れる可能性が考えられます。

思わぬ損失を被らないよう適宜利用者の裁量判断も入れるのが賢明といえます。

多少の含み損は覚悟しておく

アップデートされて含み損のリスク耐性がついたビースト+。

とはいえ、まったく含み損がなくなるわけではありません。

そもそも、ナンピン型の売買ロジックを採用している以上、含み損はどうやっても抱えることは留意しておく必要があります

誤解のないように言っておきますが、含み損を抱えること自体は決して悪いことではありません。

ビースト+の場合、抱えた含み損の分だけ利益につながる可能性があるからです。

含み損=悪と考えず、利確のためにうまく向き合っていくことがビースト+を運用していくうえで重要な要素といえます。

とはいえトレーダー心理からすれば、たとえ利益になる可能性があるといっても含み損を抱え続けるのはストレスになるもの。

できれば、抱えたくないというのが本音でしょう。

そんな人は同じEAでも非ナンピン型のEAを検討してみてはいかがでしょうか。

相場に逆行してポジションを増やさない非ナンピン型は、ナンピン型よりも含み損のリスクは抑えられる可能性があります。

含み損の不安をできるだけ感じたくない方は、以下の非ナンピン型のEAにも注目してみましょう。

【ボストンEA】の詳細

ビースト+とビースト+proとの違い

ビースト+を細かく区別すると、ビースト+とビースト+proの2種類があります。

売買ロジックなどの基本的な性能は変わりませんが、一番の違いはかけられるレバレッジの大きさ

通常のビースト+では最大500倍ですが、ビースト+proでは最大1111倍のレバレッジをかけることができます。

高いレバレッジで運用できるビースト+proでは、より少ない証拠金でリターンが狙える運用が可能になります。

ただし、ビースト+proには前述した入金100%ボーナスの対象外というデメリットもあります。

選ぶ際はレバレッジだけでなく、自分にとってボーナスは必要かも加味して選択しましょう。

ビースト+を利用して得られる特典

ビースト+利用者にはEAの他に「0から30万円の資金調達プログラム」がプレゼントされるとのこと。

内容については詳しく明かされていませんが、誰でも利用できる再現性のある方法であるようです。

プログラムをもとに30万円の資金を作りその資金でビースト+を運用すれば、最初から高い利益が期待できます。

投資で利益を上げるには、種となる運用資金の大きさも重要。

ビースト+でより高い月利を目指すならぜひとも利用したいプログラムです。

ビースト+の利用料金

ビースト+で運用するにあたって、EA購入費用はかかりません

運用中のランニングコストや手数料も無料となっています。

必要なのは運用するための最低証拠金5万円のみです。

どうして無料で提供されているのか。

それはFX業者とビースト+提供者(アフィリエイター)がWin-Winの関係にあるからです。

利用するFX Beyondとビースト+提供者はお互いにパートナー契約を結んでいます。

この契約により、ビースト+を利用した人が行った取引に応じてビースト+提供者に報酬が支払われます。

FX業者は取引数が増えてWin、ビースト+提供者は報酬がもらえてWinというわけです。

ビースト+の利用料金を取らなくてもビースト+提供者に利益が発生する仕組みがあるため、無料で提供されているというわけです。

ビースト+の利用条件

ビースト+には利用するうえで守らなければならない条件があります。

その条件は以下の3つ。

  • 最低証拠金を用意すること
  • 指定のリンクから口座開設すること
  • 「投資は自己責任」と理解していること

順に見ていきます。

最低証拠金を用意すること

ビースト+では運用するための最低証拠金は5万円以上となっています。

5万円を下回る額で運用すると、証拠金不足によってロスカットとなる危険性が高くなります

負う必要のないリスクは避けるためにも、必ず5万円以上の証拠金を用意しましょう。

指定のリンクから口座開設すること

ビースト+を利用するためには、新たにFX Beyondの口座を開設する必要があります。

その際、提供者から送られてくるリンクから開設しなければ、口座とビースト+を紐づけできないようです

運用する前段階でつまずかないためには、提供者からの案内に従うのがベターです。

「投資は自己責任」と理解していること

ビースト+に限らず、投資は100%勝てるわけではありません

バックテスト成績がいい、公開月利が高いからといって同じ結果が出るかは実際に運用してみないと分からないといえます。

公開されている情報を鵜呑みせず、考えたうえで運用するかどうか検討しましょう。

ビースト+の利用方法

ビースト+は紹介制のEAです。

ビースト+を提供しているブロガーやアフィリエイターを経由して始めることができます。

以下のような流れで始めます。

  1. 提供者のLINEに友達登録
  2. ビースト+を利用したい旨を伝える
  3. 専用のリンクから口座開設
  4. ビースト+利用申請
  5. ビースト+受け取り、口座に入金して運用開始

まず、ビースト+提供者のLINEを登録します。

そこで、ビースト+を使いたいことを伝えると、詳細が返信されます。

そのときに送られてくる専用のリンクからFX Beyondの口座解説を行います。

すでに持っているFX Beyondの口座や公式サイトから解説した口座では、ビースト+と紐づけ恐れがあるため、必ずリンクから口座開設に進みましょう。

その後、ビースト+を利用するための申し込みを行い、EAを受け取ります。

受け取ったら開設した口座に入金して、運用を開始します。

ビースト+に関するQ&A

最後に、ビースト+を利用するうえで疑問が出そうな点についてQ&Aをまとめておきます。

Q.すでにFX Beyondの口座を持っている場合、既存の口座を使えるか?
A.残念ながら、すでに持っている口座は利用できません。新たにビースト+用の口座を開設しましょう。
Q.VPSのサーバーはどうすればいい?
A.VPSに関しては特に指定されていません。ビースト+を取り上げる多くのサイトでは「ABLENET」や「お名前.com」がおすすめされています。
Q.ビースト+とビースト+proの違いは?
A.ビースト+では最大レバレッジ500倍でかつ100%の入金ボーナスが付きます。ビースト+proでは最大レバレッジ1111倍ですが入金ボーナスの対象外です。なお、使用するEAの売買ロジックは同じです。
Q.自分にもEAを導入できるか?
A.ビースト+提供者から具体的な手順が記された案内が来ます。それに従って導入すれば問題ありません。どうしても導入できない場合は、有料にて導入代行も行っています。
Q.EAの動作環境について
A.Macでビースト+を運用することはできません。WindowsのPCを使うかVPSのWindowsサーバーを契約しましょう。

基本情報

名称 ビースト+(ビースト+pro)
公式サイト なし

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