Twitterにて無料で配布されているボストンEA。
告知用の公式Twitterアカウントでは、定期的に利益確定の実績が公開されています。
その一方で、ボストンEAを利用し「損失を出した」という評判も少なくありません。
完全無料EAの代表格として、今後業界をリードしていく可能性を秘めたボストンEA。
そんなボストンEAの本当の評判を明らかにすべく、ユーザーの体験談(口コミ)を調査しました。
その結果、二極化するボストンEAユーザーの評判から、稼げる人とそうでない人の違いが明らかに。
公式では明かされていないボストンEAの長所短所を掘り下げます。
目次
二極化するボストンEAの評判・口コミ
TwitterにてボストンEA利用者の評判を見ていきます。
口コミではボストンEAを使って稼ぐことができている人が見受けられました。
引用元:EAとか配信系とか
引用元:Kaz W
引用元:Wolksy_KING
月利換算で5~8万円ほど、利用者によっては半月で10万円の利益をボストンEAで得ています。
短い期間でも公式実績に近い結果が出せているようです。
こうした実績が確認できる一方で、期待した結果が望めなかった方もいます。
ボストンEAで損失を被った人の中には、全資産を溶かしてしまった方もいるようです。
引用元:りむる
引用元:稼げるEAと出会い隊
まさに運用の結果が二極化しているといっても過言ではありません。
どうして同じEAを使っているにも関わらず、これほどまでに差が開いてしまうのか。
ボストンEAユーザーの失敗談から、原因を明らかにしました。
評判から分かるボストンEAで損する人
ボストンEAを利用して損失を被っている人にはある特徴があります。
それは自分でポジションを手放す判断ができていなかったこと。
ボストンEAは売買ロジックから利益が得られる確率の高いポジションを自動で保有してくれます。
しかし、FXは絶対がない世界。
どんなに優秀なEAだとしても、100%利益につながるエントリーができるわけではありません。
ボストンEAでも、場合によっては利確が難しいポジションを保有することがあります。
そのまま放置しておいても当然利益にはならず、含み損となってしまいます。
その結果、資金を全部溶かすことにもなりかねません。
損失を避けるためには、利用者自身でポジションを手放す判断をする必要があります。
適切な判断ができれば、この利用者のように利益につなげることも可能です。
引用元:じょーじ
なお、一応捕捉しておくとボストンEAには損切り機能がついています。
しかし、全ロスカットしている方の口コミがあることを考えると、利用者にとって必ず優位に働いてくれるわけではなさそうです。
ボストンEAを使って負けないためには、保有ポジションを見て適宜手動で手放すのが賢明です。
とはいえ、ボストンEAがポジションを持ったタイミングでは利確できるのかどうかわかりません。
具体的にどんな行動をとればいいのか、次章でその一例を紹介します。
損切りルールを決めて損失を避ける
ボストンEAで利確が難しいポジションを持った時の対処法。
それは自分の中で明確な損切りルールを決めておくことです。
「保有ポジションが10%マイナスになったら損切り」と具体的な数字を使って損切りルールを定めます。
後はそのルールに従って機械的に判断します。
この時に損失が確定するからといって、自分の感情や欲を出さないことが重要です。
「あと少ししたら回復するかもしれない」「これから価格が上がる可能性がある」と躊躇していてはルールを決めた意味がありません。
ルールは、相場の状態や自分がどれくらいの含み損を許容できるかなどによって変わります。
明確なルールが自分で決められる人であれば、自身の判断を駆使してボストンEAで利益を重ねていける可能性があるでしょう。
ただ、トレーダー全員がルールに従って的確に損切りできるわけではありません。
ましてや、裁量トレードで損切りをしていなかった人にとっては、なおさら難しいと感じるでしょう。
そんなときはすべて自動で取引を行ってくれる裁量判断がいらないツールの利用するのも一つの手。
エントリーから利確、損切りまでを、システムではなく生身のトレーダーがあなたの代わりに行ってくれます。
完全放置で運用したいという方に向けたツールとなっています。
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ボストンEAが詐欺といわれる評判の真相
利用者によって様々な評判が飛び交っているボストンEA。
そんな口コミの一部では「詐欺」といわれることがあります。
実際、Googleで「ボストンEA」と検索すると「詐欺」という言葉がついたサイトが複数ヒットします。
引用元:Google
結論から言えば、ボストンEAが詐欺ツールである可能性は低いです。
では、どうして詐欺といわれるような悪評がついているのか。
その理由と考えられるのが、前章でも述べた裁量判断が必要な点です。
ボストンEAは自動売買ツールとして公式Twitterから配布されています。
しかしながら、実際は運用中に利用者が判断しなければならない場合もあります。
自動売買ツールと謳いながら、裁量判断が必要になるボストンEA。
一見矛盾しているように見えることから、だまされたと感じて詐欺という口コミにつながっている可能性があります。
ボストンEAの概要・特徴
ボストンEAには大きく分けて2種類あります。
- ボストンEA Neoシリーズ
- ボストンEA verシリーズ
同じボストンEAでも、売買ロジックや使用する通貨ペアなどが異なります。
それぞれの違いについて見ていきます。
ボストンEA verシリーズ
- 売買ロジック:非ナンピンマーチン型
- 最大ドローダウン:5.2%~
- 使用通貨ペア:6種類(米ドル/円、英ポンド/円、豪ドル/円、米ドル/スイスフラン、ユーロ/スイスフラン)
- 最低証拠金:2万円
- 損切り機能:あり
- 使用FX業者:XMTrading
2021年8月に最新版の「ver4」が解禁されたボストンEA verシリーズ。
非ナンピンマーチン型を採用しているのが特徴。
最大ドローダウン(最大資産からどれくらい資産が減ったかを表す数値)が5%台を記録している点から、低リスク志向なEAといえます
2万円から始められるため、参入ハードルは低めとなっています。
ボストンEA Neoシリーズ
- 売買ロジック:ナンピンマーチン型
- 最大ドローダウン:20.9%~
- 使用通貨ペア:米ドル/円、ユーロ/ドル
- 最低証拠金:2万円
- 損切り機能:あり(相場状況による)
- 使用FX業者:XMTrading
verシリーズと大きく違う点は売買ロジック。
NeoシリーズではボストンEA初のナンピンマーチンを採用しています。
そのため、最大ドローダウンはverシリーズよりも高めとなっています。
使用する通貨ペアを2種類に絞っている点も特徴です。
ボストンEAを利用する際にはverシリーズとNeoシリーズそれぞれの特徴を確認したうえで自分に合った方を選びましょう。
公式で発表されているボストンEAの実績
ボストンEAでは公式Twitterにて運用実績が公開されています。
実績ではverシリーズ、Neoシリーズどちらもプラス収支となっています。
引用元:ボストンEA
また、verシリーズでは21年、Neoシリーズでは5年半のバックテストも公開されています。
引用元:ボストンEA公式サイト
引用元:ボストンEA公式サイト
どちらも100万円スタートの運用で右肩上がりの成績。
ver4では約1,700万円、Neoでは530万円まで資産を増やしています。
こうした実績からボストンEAは短期長期のいずれでも高い利益が狙えるようです。
ボストンEAが無料で配布されるワケ
ボストンEAが無料で提供される背景には、IB報酬という仕組みがあります。
IB報酬とは、海外FX業者によくあるアフィリエイトプログラムの一種です。
FX業者とIB報酬契約を交わすことで、口座開設数・取引してもらうだけで報酬を得ることができます。
実際、利用口座がXM Tradingに指定されていることから、ボストンEAの運営者はXM Tradingから報酬をもらっているはずです。
EAそのものの利用料以外のところで利益が上げられるため、ボストンEAは無料配布されています。
ボストンEAの始め方
ボストンEAを利用するには、公式LINE登録して案内を受けとる必要があります。
公式Twitterにリンクが置いてあるのでそちらからアクセスしましょう。
引用元:ボストンEA
送られてくる案内に従ってボストンEAを導入していきます。
なお、ボストンEAを利用する証券口座はXM Tradingで指定されています。
XMTrading以外の口座では利用できないため、必ずXMTradingの口座を開設しましょう。
口座を開設・有効化できたら、実際に入金します。
最低証拠金は2万円となっていますが、含み損に耐えられるように余裕を持って入金しておいた方がいいといえます。
最後にボストンEAを導入できれば、運用の準備は完了です。
FX始めたての人でも分かるように各作業には説明所がついているので、それを参考にしながら進めていきましょう。
ボストンEAのまとめ
利用者によって、評価が大きく異なるボストンEA。
その背景には、保有したポジションが必ずしも利確できるわけではない投資の不確定要素が関係していました。
仮にボストンEAが利確の難しいポジションを持ったとき、自分で損切りできるかどうかが評価を分けるポイントとなっています。
気づいたら全ロスカットしていたなんて事態を避けるためにも、状況に応じて利用者の判断を入れつつ運用していくのが望ましいようです。
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基本情報
名称 | ボストンEA |
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公式サイト | https://boston-ea.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/boston_ea |