根崎優樹とは何者？ これまでの経歴を時系列に沿って解説

根崎優樹氏は、世界一の投資教育機関であるCFG（Concorde Forex Group）を最年少で卒業した経歴を持つ人物。

CFを卒業するにはFXで50連勝しなければならないという条件を突破していることから、相当腕の立つトレーダーであることがうかがえます。

本記事では、そんな根崎優樹氏の人物像について徹底検証。

一体どんな人物なのか、どんな活動をしてきたか、現在は何をしているのかを明らかにします。

また、根崎優樹氏の手法であるフリスタFXや、そのフリスタFXを学ぶチャートマスターアカデミーについても言及。

ローソク足を見るだけで稼げる手法とのことですが、根崎優樹氏レベルの上級者にしか扱えないかもしれないことが分かりました。

根崎優樹とは何者？

根崎優樹氏はトレーダーの育成、日本人の投資リテラシー向上のために活動している人物。

その一環として、根崎優樹氏は株式会社チャートマスターを設立しました。

また、「最強のトレーダー集団を作る」という目的で、FX投資スクールのチャートマスターアカデミーを立ち上げた人物でもあります。

もともと最高峰の投資教育機関ともいわれるアメリカのCFGをアジア人最年少で卒業した実績を持つ根崎優樹氏。

そんな彼が帰国した際、日本の投資教育の圧倒的な遅れに驚愕します。

このままではいけないと一念発起し、投資家育成事業を開始しました。

それが形になったのが、チャートマスターやチャートマスターアカデミーです。

根崎優樹の現在

根崎優樹氏は2022年1月からタイに移住。

現在では、「投資でストレスのない生活」を体現するフリースタイルトレーダーとして活動しています。

FXでの成功によって、ストレスフリーな生活を手に入れたようですね。

そのため、チャートマスターアカデミーの勉強会にはZoomにてオンライン参加しています。

なお、根崎優樹氏が設立したチャートマスターの経営は彼の父である根崎一男氏が引き継いでいるようです。

FXで真の自由を手に入れた根崎優樹氏。

そんな彼のこれまでの歩みについて見ていきます。

根崎優樹の経歴

根崎優樹が投資を始めたきっかけ

根崎優樹氏が投資を始めたのは18歳のとき。

最初は父の影響で株式を投資対象にしていました。

当時はマレーシア、アメリカで過ごす時間が長かったためか、「有名大学へ進学して有名企業に就職すれば勝ち組」「汗水たらして働くことが美学」といった日本の文化に違和感を持っていたようです。

そうした考え方もあって大学へ進学するも、周囲の反対を押し切り半年で中退。

株式のデイトレードで食っていくことを決意します。

FXへ転身 CFGでトレードを学ぶ

100万円から始めた株式デイトレード。

一度は300万円まで増やしたものの、その後あえなく資金を0にしてしまいます。

路頭に迷った根崎優樹氏は、アメリカ時代の友人のすすめで株式からFXに転身することを決意。

「どうせやるなら極めたい！」と考えた根崎優樹氏は、世界一の投資教育機関といわれるCFG（Concorde Forex Group）へ入学します。

朝から晩まで講義・トレード漬けの環境でFXを学んでいたようです。

カリキュラムを終えた根崎優樹氏が次にぶつかったのが卒業試験。

CFGではトレードで50連勝することが卒業試験として課されたようです。

その過酷さに一度は挫折しかけた根崎優樹氏でしたが、とある手法にたどり着いたことで結果的に62連勝を収めます。

わずか1年かつ19歳の世界最年少でCFGを卒業しました。

日本の投資レベル向上のために尽力

卒業後は日本に帰国、専業トレーダーになった根崎優樹氏。

元手20万円を1億円にするなど、トレーダーとしての成功を収めているようです。

しかし、帰ってきて感じたのは日本の投資リテラシーの低さ。

先進国の中でも日本の投資教育は圧倒的に遅れていることに愕然とした根崎優樹氏は、この現状を変えたいと思うようになったといいます。

その感情から多くの人にトレードを教えるために設立したのが株式会社チャートマスターです。

国内の投資リテラシー向上に尽力する彼の姿勢が見て取れますね。

また、根崎優樹氏はトレーダー育成事業を通して、「フリスタFX」という自身の手法も公開しています。

根崎優樹氏によれば、「これまでのトレード人生の中でベスト」と言い切れる手法とのことですが、どんなものなのでしょうか。

根崎優樹のフリスタFXを徹底解剖

根崎優樹氏が提唱するフリスタFXは、ローソク足の動きに注目してトレード判断を行うFX手法。

確かに、公式サイトにも見られた「ローソク足だけしか見ない」という文言には合致します。

ローソク足だけでトレードが判断ができるのであれば、ストレスなく楽に稼ぐことができそうですね。

しかし、フリスタFXは上級者向けの手法であり、マスターするには相当の練習と学習時間が必要になるようです。

フリスタFXは

の2つのテクニカル手法を組み合わせたトレード方法です。

それぞれを分解して見ていきます。

プライスアクションフォーメーション

プライスアクションフォーメーションは、形成されたローソク足の組み合わせから投資家心理を読み、値動きを予測する手法。

チャートは市場に参加している投資家心理によって形成されるといわれており、その中のローソク足もまた投資家の心理を顕著に表します。

例えば、プライスアクションフォーメーションの一つに包み足（エンゴルフィンバー）というものがあります。

2つの並んだローソク足のうち左（赤色の陰線）が短く、右（緑色の陽線）が長い組み合わせを指します。

引用元：TradingView

この組み合わせが底値付近で見られると上昇トレンドへ転換することを示唆します。

売りの勢力よりも買いの勢力が強まったことを表しているためです。

実際の米ドル/円のチャートで見てみましょう。

包み足が確認された後のチャートは確かに上昇トレンドとなっています。

引用元：TradingView

ローソク足の組み合わせが逆の包み足（陽線が短く陰線が長い）の場合は反対に下降トレンドになる可能性を示唆しています。

投資家の動向がローソク足に反映されることに注目した手法といえます。

フィボナッチトレード

一口にフィボナッチトレードといっても、複数の種類があります。

その中で代表的なのが押し目戻し目を視覚的に推測できるフィボナッチ・リトレースメントです。

どれくらいの戻りがあるのかのパーセンテージをラインで可視化します。

一般的なチャートツールであれば、フィボナッチのラインは直近の最安値と最高値を結ぶことで自動的に引かれる場合が多いです。

下記のチャートであれば上昇した後、38.2％のラインまで下がったところで反発していることが見て分かります。

引用元：TradingView

活用することで、価格の押し目戻り目の目安を把握するのに役立てることが可能です。

フィボナッチ・リトレースメントは他にも『波乗りジョニー』氏なども用いている手法です。

波乗りジョニー氏は、10万円をたった1か月で1,000万円にしたFXトレーダー。

稼げているトレーダーはこぞってフィボナッチ・リトレースメントを使うのかもしれませんね。

フリスタFXは期待できる手法なのか？

上記2つの手法を身につけることができれば、「ローソク足を見るだけ」のトレードで結果が出せるようになる可能性はあるでしょう。

しかし、プライスアクションフォーメーションもフィボナッチトレードも、FX上級者でも扱うのが難しいテクニカル手法。

知っているだけで使える代物ではないことは確かです。

実践で使いこなせるレベルになるには、検証・練習を重ねる必要があるでしょう。

もしかしたら、根崎優樹氏レベルのトレードスキルが求められるかもしれません。

少なくともフリスタFXは、初心者には扱うのは難しい手法といえます。

そうした経緯もあってか、根崎優樹氏はチャートマスターアカデミーでフリスタFXを教えているようです。

チャートマスターアカデミーを検証

チャートマスターアカデミーは、根崎優樹氏が塾長を務めるFX投資スクール。

先述の通り、フリスタFXを学び、身につけていくための環境です。

注意点として、チャートマスターアカデミーは投資セミナーではなく、あくまで勉強会。

参加したから、必ず稼げるトレーダーになれるわけではありません。

主体性を持って学ぶ必要があります。

「根崎優樹氏に稼げるトレーダーにしてもらおう」という姿勢では、受講料を無駄にしてしまいかねません。

チャートマスターアカデミーでの学習を通して、時間や手間を惜しまずにかけた先に成功があるといえます。

楽して稼げるようになりたい人向けではない点は最低限理解したうえで、下記の情報をもとに受講するか判断してみてください。

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パッケージ内容

チャートマスターアカデミーではフリスタFXを学ぶカリキュラムのほか、学習をサポートするマニュアルなども付属します。

机に向かってただ勉強するのではなく、勉強＋実践の時間を踏まえて手法を身につけていくスタイルのようです。

勉強会やWEBセミナーといったメインカリキュラム以外の時間もあることから、学習する環境は整っているといえるでしょう。

受講期間と価格

チャートマスターアカデミーのメインカリキュラムは4か月間。

勉強時間としては1日2時間ほどあれば十分であると公式サイトで述べられています。

4か月経ったうえでまだ学び足りないという人には、継続して受講できるプランも用意しているとのこと。

受講料はパッケージ内容をすべて含めて348,000円（税込）です。

特商法

チャートマスターアカデミーの特商法はこちら。

引用元：チャートマスターアカデミー

留意しておくポイントは販売会社、所在地、問い合わせメールアドレスが株式会社チャートマスターのものとは異なる点。

あくまでチャートマスターアカデミーは根崎優樹氏主体で運営されているコミュニティのようです。

返金保証の注意点

チャートマスターアカデミーには完全返金保証があります。

ただ、実際に返金してもらうには講義や勉強会など公の場で「根崎優樹は詐欺師だ」と公言する必要があります。

公言することで即刻返金に対応してくれるようですが、他に受講生がいる前ではなかなかハードルが高いといえます。

また、実際に受けてみて「自分には難しい」など自己都合による返金には対応していない点も留意しておく必要があります。

実績に見合わない根崎優樹の評判

CFG卒業の実績から、多くのFXトレーダーから羨望の眼差しで見られてもおかしくない根崎優樹氏。

しかし、調べても彼を賞賛する声はほとんどありませんでした。

実績を持ったトレーダーはそれだけ注目が集まるもの。

例えば、1か月で1億稼ぐFXトレーダー『スパシーバ』氏は、「FX界の生ける伝説」などこれ以上ない賛辞の声が寄せられています。

しかし根崎優樹氏には、賛辞の評判は皆無。

それどころかネット上での風当たりは冷たいようです。

悪い評判ばかりが目立つ根崎優樹

ネット上では、根崎優樹氏に対する悪評が目立ちます。

根崎優樹は信用ならない男です。CFGを卒業しただのの経歴は、実際に利用してみてその結果から本当なの？って疑惑に駆られました。

引用元：おすすめ株情報サイト口コミ比較

最近youtubeで根崎のCMが目立ちだした。
また被害者が増えるんだろうな。

引用元：投資詐欺緊急ホットライン

中には「CFG卒業の実績は嘘ではないか？」という声までも確認。

一部の人からは経歴詐称の疑いがかけられるほど信用が落ち切っているようです。

一体なぜこれほどまでに悪い評判が見られるのか。

その理由は彼の周りで起こった訴訟問題と行政処分にあるようです。

悪評の原因となった訴訟問題と行政処分

根崎優樹氏が設立したチャートマスターは過去に訴訟と行政処分を受けています。

それが要因となって、彼に対して悪い評判が出ていると考えられます。

過去に起こった裁判訴訟

チャートマスターアカデミーを運営している株式会社チャートマスターは過去に利用者から訴訟を起こされています。

2010年にチャートマスターは個人利用者あてに、「1口100万円を半年で2倍にできる投資商品がある」といった誇大的ともとれるメール勧誘を行いました。

しかし、実際の利用者はおよそ200万円の損失を被ったことで訴訟問題に発展したようです。

裁判の結果、メールの内容は断定的表現を用いたものでチャートマスター側に過失があるとされ、損害賠償責任を負うことになりました。

金融庁から受けた行政処分

チャートマスターが受けた行政処分の内容は「無登録での店頭デリバティブ取引の媒介行為」「無登録業者への名義貸し行為」の2つ。

無登録で店頭デリバティブ取引の媒介

チャートマスターが開発した自動売買ソフトを購入した利用者に対し、海外FX業者の口座開設をサポート。

ソフトを用いて行った取引量に応じてFX業者から報酬を受け取る契約を締結していました。

この行為が外国業者と国内利用者の媒介行為とあたり、金融商品取引法第29条違反とされました。

無登録業者への名義貸し

チャートマスターは、金融商品取引業者として認められていない業者にチャートマスターの名義を使用させて助言行為を行わせていました。

自己名義で他人に金融商品取引業を行わせたことが金融商品取引法第36条の3に違反していると判断されました。

行政処分を受けて、チャートマスターには業務停止命令および業務改善命令が下されています。

法律順守意識を欠いた業務体系からチャートマスターの評判は悪化、ひいては根崎優樹氏本人の評判にも響いていると考えられます。

根崎優樹のSNS事情

調べていくと根崎優樹氏に関する情報として彼のInstagramとYouTubeチャンネルが確認できました。

Instagramのフォロワーは300人ほど、YouTubeの登録者は800人ほどです。

Instagramは現在停止中

根崎優樹氏は「chartmasternezakiyuki」という名前で登録しています。

引用元：chartmasternezakiyuki

名前にチャートマスターとついていますが、会社やチャートマスターアカデミーの公式アカウントというわけではなないようです。

どちらかというと、収穫した野菜や食べ物、風景などプライベートの内容が多く投稿されています。

引用元：chartmasternezakiyuki

投稿は2020年10月7日で止まっており、それ以降更新されていないようです。

YouTubeチャンネルは細々と活動

根崎優樹氏は「チャートマスターチャンネル」というYouTubeチャンネルを開設しています。

根崎優樹氏を含んだ8人（裏方2名）のチームで活動し、相場解説やチャート分析など動画を投稿。

その他「FXの歌作ってみた」などエンタメ系の動画も見られます。

引用元：YouTube

登録者は800人ほどで、こちらは現在も不定期で更新されています。

初期の動画が1000～2000再生されているものの、ほとんどの動画は500再生程度にとどまっています。

根崎優樹のまとめ

根崎優樹氏は稼げるトレーダーを育成するために尽力しているFXトレーダー。

自身のFXの経験をチャートマスターアカデミーやフリスタFXで還元しているようです。

ただ、フリスタFXは上級者向けの手法であり、使って稼ぐには相当の経験と練習が必要。

CFG卒業という実力を持つ根崎優樹氏だからこそ使いこなせる手法なのかもしれません。

過去の行政処分が影響して、一部では悪評が目立つ根崎優樹氏。

「最強のトレーダー集団を作る」という野望は達成できるのか今後に注目です。

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基本情報

名前	根崎優樹
会社名	株式会社チャートマスター
提供コンテンツ	チャートマスターアカデミー
会社URL	http://chartmaster.jp/pac/
コンテンツURL	http://chart-ma.com/cm/top/
YouTubeチャンネル	https://www.youtube.com/channel/UCEKyEvrC-KgH9If0u7zWdSw/featured